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仮想通貨Siacoin(シアコイン)の特徴と将来性、PCの空き容量クラウドに提供できるコイン

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Siacoinとは、個人が利用するパソコンに内蔵されているハードディスクドライブの空き容量を有効的に活用することを目指す仮想通貨です。その空き容量を企業側などに貸し出し、貸し出したユーザーは報酬としてSiacoinを受け取ることができます。

ここでは、Siacoinの特徴や将来性、パソコンの空き容量を提供できる仕組みについて、解説していきます。

Siacoin(シアコイン)とは?

まずは基本データから説明していきます。

通貨名:Siacoin(シアコイン)
通貨単位:SC
発行日:2015年
発行上限:不明
公式サイト:https://sia.tech/
ツイッター:https://twitter.com/siatechhq
ホワイトペーパー:https://sia.tech/sia.pdf
国内取引所:なし
海外取引所:UpbitやBinance、Bittrexなど
CoinMarketCapのチャート:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/siacoin/

注目してほしいのは発行上限についてです。発行上限は不明と記載していますが、CoinMarketCap では35,827,272,819枚と表示されています。

しかし、CoinGeckoというCoinMarketCapと同じ仮想通貨のチャートサイトでは、発行上限が不明と記載されているので、発行上限が設けているのか、そうではないのかと不明です。

日本国内取引所で扱われていないので、Binanceなど海外取引所で購入するかない上、報酬として得たSiacoinを海外取引所に送金して、ビットコインなどに換金して国内取引所に持って行くことで、ようやく日本円に換えることができるのです。

Siacoinのクラウドストレージサービスを利用するときは、こちらの公式サイトから「Sia UI」を自分のパソコンのOS環境に合わせてダウンロードすることが必要です。幸いにも説明書(Sia入門ガイド)があるので、それを参考にすると良いでしょう。

Sia UIのダウンロード先:https://sia.tech/get-started

Siacoinの特徴

特徴としては、個人ユーザーのパソコンの空き容量を提供するという一種のクラウドストレージサービスを展開しているところです。しかし、パソコンの空き容量を提供しても大丈夫なのだろうかと疑問を抱くユーザーが多いと言えるでしょう。

まずクラウドストレージはどのようなものかと言えば、Dropboxというサービスがわかりやすい例に挙げられるでしょう。

Dropboxを簡単に説明すると、他のユーザー達とファイルを共有することができるサービスで、複数端末からでもファイルの共有と管理を行えるというものです。

ですが、情報漏洩というリスクがあるため、重要な内容が記載されたファイルのやり取りをDropboxで利用することができません。

SiacoinのクラウドストレージサービスはDropboxと同じ使い方になると思われますが、Dropboxと違うところは、ブロックチェーン技術を導入した分散型クラウドストレージであること。

Dropboxのような管理者がいる中央集権型と違い、こちらは管理者がいない分散型となっています。分散型クラウドストレージにすることで、情報漏洩防止や高い秘匿性を保つことができるのです。

Siacoinの仕組み

Siacoinの特徴的な仕組みとしては、ブロックチェーン技術を導入したクラウドストレージであることです。

この部分についてはすでに説明しているので省略しますが、高度なセキュリティが設けられているのにも関わらず、実は非常に低価格となっています。

他のクラウドストレージサービスを比較し、1TBのファイルを保存したと仮定して説明すると、Amazon S3は23ドルで、Google Cloudは20ドルとなっている中、Siacoinのクラウドストレージはわずか2ドルとなっています。

なぜこんなに安いのかは不明ですが、恐らくは個人ユーザーのパソコンの空き容量を貸し出すというサービスそのものの構造にからくりがあるようです。

通常、中央集権型のクラウドストレージサービスは専用のサーバーを用意しなければならず、その維持コストに多大な費用がかかります。

しかし、パソコンの空き容量貸し出しというサービスを構築することで、サーバーを用意する必要がなく、維持コストは全くかかりません。つまり、Siacoinを利用した報酬制度を導入しても、十分な利益になると予想されているのです。

Siacoinの将来性

Siacoinの分散型クラウドストレージサービスは、通常のクラウドストレージサービスの常識を覆す結果になるでしょう。

このサービスはどちらかと言えば、個人向けではなく企業向けと言えます。なぜなら、仕事で使用すること以外、個人での使用にはこれといったメリットがないからです。

常にデータ化した重要書類の管理やセキュリティ面などを考えると、企業で利用したほうが、分散型クラウドストレージは活かされると考えられるでしょう。

企業自体にも、Siacoinの分散型クラウドストレージを使用することでコスト削減や経営の効率化などが図れるなどのメリットが考えられます。

ただしデメリットとしては、個人ユーザーには不向き、Siacoinを取り扱う日本国内取引所がないというところが挙げられます。将来的には、クラウドストレージの主役は分散型となり、時間の経過と共に多くの企業が利用することを見込まれているのだとか。

おわりに

Siacoinの分散型クラウドストレージは安全性が高い上に価格も手頃である一方、知名度が低いことが痛いところです。

機能的には非常に優れているので、この分散型クラウドストレージを企業が導入しても損はないと言えます。しかし、その知名度は徐々に高くなっているので、これからはより注目されるようになるでしょう。

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