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シンガポールのフィンテックによってタイのミャンマー移民労働者のブロックチェーンによる即時の送金が可能に

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シンガポールを拠点とするフィンテック企業であるEverexはミャンマーのShwe銀行と提携し、ミャンマー・タイ間におけるブロックチェーンによる送金システムを導入しました。

Everexはこの提携によって、タイで生活する何百万というミャンマー移民労働者が安全かつ迅速に、従来の送金手段に比べて最低限の手数料で故郷へ送金することが可能になると言います。

送金におけるブロックチェーン

送金はブロックチェーン技術のなかでももっとも混乱している分野です。その理由が、従来の送金システムに比べて、ブロックチェーン技術が誇る優れた点がわかりやすいからである、というのは突飛な話ではありません。

送金スピード、少額の手数料、ブロックチェーンを利用した送金過程における分散的な監査性が、ブロックチェーンの普及率上昇の背景にある主な要因です。それらの要素は、日々故郷への送金を行っている世界中の移民労働者たちのかなりの割合に適していると考えられます。

国連移民局によると、約300万人の移民労働者がタイで生活しています。その大半は、従来の方法での送金を行う際に発生する高い手数料を避けるために、正式でない雑な方法で故郷への送金を行っています。このよろしくない手段のおかげで彼らは相当なリスクにさらされています。

「タイで働くミャンマーの人々は我が国における外貨の稼ぎ手であり、彼らが苦労して得たお金が正式でないルートを通って故郷に送金されるのは危険です」とShwe銀行の副会長であるU Thein Zawは述べています。

Shwe銀行とEverexは、Everexのデジタル送金プラットフォームを利用してより速く、より安く、そして最も重要である安全性を備えた送金手段を提供するために提携した、とZawは詳しく述べました。「Everexとともに働くことが楽しみです。この技術がミャンマー移民労働者のための金融包摂を大いに向上させるものとなると期待しています。」と彼は締めくくりました。

サービスを受けられていない人々にも届くように

中規模の挑戦的な銀行と提携することで、Everexはブロックチェーン技術を利用して高額な送金手数料をなくし、送金にかかる時間を1分以下に短縮し、全行程のオーディット・トレイルを供給することも意図しています。それはこの業界がこれまでに獲得してきたものから大きく離れたイノベーションになると考えられています。

もっとも新しいフィンテックの開発分野のひとつに、世界の銀行口座を持たない人たちにも届くようなソリューションに力を注ぐことがあります。統計によると、世界の人口のうち25億近い人々が銀行や小規模金融サービスを利用していません。そのうち22億はアフリカ、アジア、ラテンアメリカ、中東の人々です。

サービスの一環としてShwe銀行は、地域の銀行口座を持たない人たちのための金融包摂を発展させようと動いています。Shwe銀行は、従来の銀行から十分なサービスを受けられていない顧客になんとか質の高いサービスを提供するため、ミャンマー各地にある410の銀行代理店の流通ネットワーク全体で利用するための金融テクノロジーを採用しました。

それに付随して上記の会社間での提携が目指すところの正当性が示されます。この協業によって、現在の産業上の制限によって引き起こされるインフラ、コスト、アクセシビリティに生じがちであった障壁をなくし、銀行口座を持たない人たちのための金融包摂は強化されることでしょう。

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