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Draper Dragon支援するアリババのベテランが創立したブロックチェーンスタートアップが2000万ドルを調達

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アリババのブロックチェーンチームの前責任者によって創立された公的なブロックチェーンプロジェクトは、トークンと株式の売却によって、機関投資家から2000万ドル以上を調達しました。

このUltrainと呼ばれるスタートアップは月曜、ブロックチェーン業界のスタートアップ企業(暗号通貨ウォレットのBixinや取引所の OKCoin)と同じように、トークンファンド(Draper Dragon、FBG Capital、DanHua VC、Arrington XRP Capitalなど)を含む投資家らを先導すると発表しました。
Morningside CapitalやCeyuan CapitalといったトラディショナルなVCファンドも参加しています。

Ultrainはアリババ出身スタッフのグループによって2017年に発足しました。プロジェクトのCEOであるレイ・グオは、アリババグループのセキュリティ部門で以前テクニカルディレクターとしてセキュリティ戦略とデータセキュリティの責任者を務めていました。

更に、プロジェクトの最高技術責任者であるウィリアム・リは以前アリババの支払い関連会社であるAnt Financialにおいてブロックチェーン開発チームを率いた経験があり、またAliCloudの主要な設計者のひとりでした。もう一人の共同創立者であり最高戦略責任者であるエマ・リャオはセキュリティに取り組むIT企業大手のQihoo 360で投資IoTのトップを務めていました。

この新しい資金調達により会社はUltrainと呼ばれる公的なブロックチェーンプロトコルの技術開発に力を入れると述べています。それは、dAppsに権限を持たせるための拡張可能なプラットフォームです。

今年初頭、そのプラットフォームは、アリババクラウドサービスをホストとした1000個のノードがあるネットワークで1秒あたりトランザクション(TPS)3000回を実行できると言われているネットワークのテストバージョンを公開しました。

グオはコインデスクに対して、公的なブロックチェーンプロジェクトはTPSばかりに注目すべきではなく、『ユーザーの真のニーズ』に注目すべきだと話し、さしあたりは3000TPSで十分だろうと付け加えました。

「アリペイは1日当たり1500万のアクティブユーザーを抱えており、通常の日のTPSのピークは4000~5000です。ですから、dAppsにとっては少なくともあと2年は3000TPSで十分でしょう。」と彼は述べています。

65ものブロックチェーン関係の特許を持ち、ブロックチェーン関係の起業家を多く輩出してきた予備校とも言えるアリババにおいて、ブロックチェーンアプリを前進させることは見掛けほど簡単なことではないとチームは述べています。

グオはなぜ会社を去り自分のプロジェクトを始める決断をしたのでしょうか。彼はコインデスクに対して、アリババの戦略は「それ自体の周りにエコシステムを形成すること」であるためだと言います。

「戦略の最重要部分は、エコシステム内の提携企業を強い力でコントロールすることですが、それは中央集権的な考え方です。社内のビジネスリーダーの考え方を変えることや、提携企業をコントロールするのではなく協議するよう彼らを説得することはとても難しいことです。」と彼は述べました。

リーはこの独立したプロジェクトを立ち上げるにあたり、大きな可能性について次のように述べました。
「最近、この国の起業家に対するポリシーは相対的に友好なものになりました。我々のブロックチェーン開発も、トークンエコシステムに注目した公的なブロックチェーンを含む技術のあらゆる側面をカバーすることが出来るでしょう。一方で、Ant Financialで私が出来たことといえば、トークンレスのコンソーシアムブロックチェーンだけでした。」

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