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グーグルが暗号通貨マイニングアプリをプレイストアから追放

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今年の早い段階で暗号通貨マイニング用拡張機能をクロームストアで禁止したグーグルは、今やプレイストアにおける同様のアプリも禁止としました。

開発者ポリシーの最新版においてグーグルは、暗号通貨のマイニングを行うアプリを禁止することを表明しました。しかしながら、カリフォルニアを拠点とするテクノロジー企業であるMountain Viewは、暗号通貨のマイニングを遠隔管理するためのアプリケーションが許可されるであろうことを考慮し、例外としました。

「我々はデバイス上で暗号通貨のマイニングを行うアプリを許可しません。暗号通貨のマイニングを遠隔管理するアプリは許可します。」と最新のガイドラインには記載されています。

ランサムウェアなんてもう古い

この禁止事項はデバイスのクリプトジャッキング事件の結果として現れました。クリプトジャッキングは悪意ある行為者にとってランサムウェアよりも収益性が高いと見なされるようになってきています。今年4月、例として、国際的なサイバーセキュリティ企業のカスペルスキーが、グーグルプレイストアで提供されているCoinhiveを含む暗号通貨マイニングアプリは、害のないエンタメアプリに扮していると公表しました。

そのとき一例として示されたのがPlacarTVというアプリです。サッカーの試合をストリーミングしながら、バックグラウンドではモネロコインをマイニングしているため、そのデバイスのバッテリーを減らし動作を遅くしていました。しかしながら、そのアプリが宣伝どおりの働きをしていたため、ユーザーはバッテリーの減りをデバイスの寿命のせいにしがちでした。

まず暗号通貨マイニング用拡張機能が…

グーグルプレイストアでの暗号通貨マイニングアプリの禁止に先立って、グーグルはクロームストアにおける暗号通貨マイニング用拡張機能の禁止を告知しました。グーグルが悪意ある行為者の抑制に失敗した後の動きでした。

グーグルクローム拡張機能プラットフォームのプロダクトマネージャーであるジェイムズ・ワグナーはこのように述べました。「今までクロームウェブストアポリシーは、その拡張機能の目的がただ一つであり、マイニングの動作についてユーザーに適切に告知している限り、暗号通貨マイニング用拡張機能を許可していました。しかし残念ながら、マイニングスクリプトを使用した拡張機能のうち約90%がこのポリシーに準拠しておらず、開発者がストアへのアップロードを試みたとしても、却下あるいはストアから削除されました。」

アップルを見習う?

ユーザーに疑われることなくデバイス上でひそかにマイニングを行っていた拡張機能のうちのひとつに、Short URLと呼ばれるリンク短縮機能がありました。それが露見するまでに、その拡張機能は15,000回もダウンロードされていました。Archive PosterというTumblrの投稿を管理するための拡張機能も同じようなものです。

暗号通貨マイニングアプリに制限をかけているのはグーグルだけではありません。先月、iPhoneのメーカーであるアップルは、タブレットあるいはスマートフォンを通してクラウド上でマイニングを行うことは許可する一方で、デバイス上で暗号通貨のマイニングを行うアプリを禁止しました。加えて、アップルはアプリ開発者に対して、マイニングを行うサードパーティーの広告を特集することを禁じました。

この記事の翻訳元
Google Bans Cryptocurrency Mining Apps from Play Store

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