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仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)の特徴と利用するメリット・デメリットを解説

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BitMEXはセーシェル諸島に拠点を置き、サンフランシスコと香港にオフィスを構えている海外取引所です。Binance(バイナンス)などにも劣らない取引高で知られています。しかし、ビットコインを含む8種類の通貨しか取り扱っていないところがデメリットと言えるでしょう。ここでは、BitMEXの特徴や、利用するメリットとデメリットについて解説していきます。

BitMEX(ビットメックス)の特徴

公式サイト:BitMEX | Bitcoin Mercantile Exchange: P2P Trading, Up To 100x Leverage

BitMEXの大きな特徴は、ハイレバレッジでしょう。レバレッジはFXで使われる機能のひとつです。証拠金を担保に、証拠金の数倍から数十倍以上の金額で取引を行うことができます。BitMEXは取り扱っているそれぞれの通貨でレバレッジ取引ができるようにしていますが、どのくらいのレバレッジをかけられるかどうかは通貨によって異なるので注意しましょう。

取扱銘柄とレバレッジの最高倍率をまとめました。

通貨名 レバレッジの最高倍率
ビットコイン(XBT) 100倍
EOSトークン(EOS) 20倍
イーサリアム(ETH) 50倍
カルダノ(ADA) 20倍
トロン(TRX) 20倍
ビットコインキャッシュ(BCH) 20倍
ライトコイン(LTC) 33.33倍
リップル(XRP) 20倍

注目すべき点は、ビットコインのレバレッジが最高100倍というところでしょう。100倍のレバレッジを効かせて取引できるということなのですが、価格が少し変動するだけで、資産が一気に増えるか、失うかのどちらかになってしまいます。ハイリスクハイリターンとはまさにこのことでしょう。

もうひとつは、EOSとトロンについてです。このふたつは、イーサリアムプラットフォームで動作するトークンのことです。特にトロンは2018年中に日本の取引所に上場するという噂があるのですが、BitMEXでも扱っているので、トロンだけでなく人気の高いトークンは日本の取引所に上場する可能性を持っているということでしょう。

BitMEXを利用するメリット


メリットは、取引量の多さ、強固なセキュリティ、日本語対応、追証リスクがないというところです。

BitMEXで取り扱っている通貨は、常に活発な取引が行われています。自分が希望する金額で購入できない、売却できないなどはほとんどありません。

BitMEXはマルチシグネチャやコールドウォレットなど、最先端のセキュリティを導入しているので、安心して取引できます。日本語にも対応しているので、初めて海外取引所を利用するユーザーにもおすすめです。

追証リスクについては、BitMEXはゼロカットシステムを採用しているので、追証は発生せず、安心してレバレッジ取引ができるということです。そもそも追証とは、株式などの信用取引またはFXで、急激な下落などでロスカットが発生し、証拠金維持率を保つために不足分の証拠金を支払わなければならないことを言います。下落すればするほど、支払わなければならない証拠金が大きくなるということです。

BitMEXのデメリット(リスク)

これといったデメリットはありませんが、しいて言うなら、ビットコインがメインだということでしょう。なぜかというと、ビットコイン以外の通貨の送金や出金することができないだけでなく、現物取引の機能もないからです。加えて、ビットコイン以外を持ち続けることができないとされています。また、メリットで追証がないと説明したのですが、理由はBitMEXがデリバティブ取引だからです。

金融派生商品。英語での通称、Derivatives(デリバティブズ)に由来する。外国為替、債券、株式など元になる金融商品(原資産)から派生した取引を指し、原資産の価値に依存してその価格・価値が決まる。

「先物取引」、「先渡し取引」、「スワップ取引」、「オプション取引」、さらにそれらを組み合わせた取引などがある。
引用:野村證券 | デリバティブ(証券用語解説集)

デリバティブ取引は、先物取引や信用取引に詳しいユーザーには向いているということです。仮想通貨の初心者にはおすすめできません。

BitMEXはビットコインFXに欠かせない取引所

ビットコインFXを中心に利用しているユーザーにはBitMEXは欠かせない存在でしょう。日本でもビットコインFXができる取引所は数多くあるのですが、レバレッジの倍率はBitMEXの足元にも及びません。

BitMEXは最高倍率100倍でビットコインのレバレッジ取引ができる上、高い倍率でアルトコインのレバレッジ取引もできます。さらに追証なく安全性の高い取引ができるのは、今のところBitMEXだけということです。

おわりに

BitMEXは安定的に稼働しており、仮想通貨のデイトレードができる環境が整っています。他のアルトコインもそれなりに扱っているので、日本国内取引所では扱いのないアルトコインで取引するのもおすすめです。

2018年7月1日時点でビットコインは70万円台に戻ったとはいえ、まだまだ安いので、安いうちにビットコインを買い増ししたり、海外取引所に送金してビットコイン建てで仮想通貨を購入したりするなど、経済的な負担をおさえながらビットコインを使うことができると言えるでしょう。

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