仮想通貨解説

ステラ【Stellar(XML)】の特徴と将来性

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Stellarはリップルをベースに開発された仮想通貨です。リップルと同じく送金に特化しているのが特徴ですが、送金に関してはリップルと違う部分があります。リップルは大手銀行など金融機関を対象にしている一方、Stellarは個人を対象にしているというところです。ここでは、Stellarの特徴と将来性だけでなく、リップルとの明確な違いについても、解説していきます。

Stellarとは?

冒頭でも説明したように、Stellarはリップルをベースに開発された仮想通貨です。まずは基本的なスペックから詳しく説明いたします。

通貨名:Stellar Lumens(ステラ・ルーメン)
通貨単位:XLM
発行上限:1000億枚
公式サイト:Stellar – Develop the world's new financial system
ツイッター:Stellar (@StellarOrg) on Twitter
ホワイトペーパー:stellar-consensus-protocol.pdf
国内取引所:なし
海外取引所:Binanceなど

CoinMarketCapというチャートサイトによれば、Stellarの時価総額ランキングは現時点で7位となっています。Binanceで扱っており、とくにBTC建てだと流動性は高いです。Stellarを購入するためには、ザイフやビットフライヤーなどの日本国内取引所でビットコインまたはイーサリアムを購入し、購入した仮想通貨をBinanceに送金する必要があります。

Stellarの特徴

特徴は送金に特化していることにあります。送金に特化しているのはリップルも同じですが、リップルと違うのは、Stellarの送金が個人向けであるということです。リップルの場合だと、大手銀行などの金融機関向け、または法人向けであります。

Stellarは人と人をつなぐプラットフォームとしての機能を果たし、海外にいる人に対して、低コストかつ高い安定性を維持したまま送金できるという仕組みで、送金の速度は2~5秒と早いです。

Stellarの特徴は送金だけではありません。色々な特徴を持ち合わせており、その特徴を次に挙げて解説していきます。

発行枚数が年に1%ずつ増加

Stellarは発行枚数を年1%ずつ増やすことで、1枚の価格を安定させています。なぜ価格を安定させなければならないのかというと、価格変動リスクを抑えるためです。仮想通貨の特徴のひとつは、価格変動が大きいかつ激しいというところにあります。

リップルの話になりますが、リップル社はリップル550億枚をロックアップして価格を高めている一方、Stellarは価格を安定的に維持して、価格変動の影響を受けないようにしているわけです。

Stellarの時価総額が高いけど価格が安いのは、この特徴であると考えています。

SCP(Stellar Consensus Protocol)

StellarはSCP(Stellar Consensus Protocol)というプロトコルを採用しています。リップルのネットワークである「XRP Ledger」とよく似たシステムでもあるのですが、違うのは、ブロックチェーンの分岐を抑えるだけでなく、80%以上の合意がなくても、承認されるというところです。

XRP Ledgerの場合だと、80%の承認者の合意が得られなくなったら、ブロックチェーンが分岐される可能性があるとされていますが、SCPはこれらの問題点を改良したシステムでもあります。

その結果、送金の手続きがスムーズに進めることができるということです。その他に、セキュリティやスケーラビリティも優れているという一面も持ちます。

Facebook認証システム

Stellarの認証制度にFacebookの認証システムが導入されていますが、なぜFacebookの認証システムが導入されているのかというと、理由は中国にあります。中国はFacebookの利用に対する規制が敷かれており、それが理由でStellarの今の価格を維持しているというわけです。

仮に中国がFacebookの利用が解禁となった場合、Stellarに中国マネーが集中し、Stellarの価格が維持されず、暴騰する可能性があると考えています。

Stellarの将来性

Stellarは個人間の送金に強く、決済手段としての将来性が非常に強いです。国際送金にも強く、国際送金にかかる高い手数料を数十円から数百円程度に抑えることが期待できます。日本の国内取引所に上場してもおかしくないくらいにStellarは注目されているということです。

リップルだけでなくStellarの値動きもチェック

2017年12月に仮想通貨が全体的に大暴騰した時期があり、リップルは350円以上を突破した一方、Stellarは100円すら超えず、80円台にとどまった状態でした。80円台にとどまった理由は、発行枚数を増加して価格の値上がりを抑えたのだと考えています。

しかし、現時点でリップルは60円台に落ち込み、Stellarは30円前後となっていますが、仮想通貨全体の再暴騰の可能性があるのは確かです。リップルだけでなくStellarの値動きをチェックして、注視するとよいでしょう。

おわりに

Stellarは送金に強いと説明しましたが、新興国や後進国でその機能が発揮すると考えています。なぜかというと、海外に出ている出稼ぎ労働者が母国に送金するのですが、送金だけでも高い送金手数料を支払わなければならず、着金までに長くて1週間かかるからです。

しかし、Stellarであれば、送金はあっという間だけでなく、数十円から数百円程度の送金手数料の支払いだけで済みます。グローバル社会の中で、着金が早く、送金手数料を低く抑えた状態で国際送金ができるStellarはリップルと同じく、将来的に世界中から注目されるでしょう。

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