仮想通貨解説

キャッシュ【QASH(QASH)】の特徴と将来性

Pocket

QASHはQUOINE株式会社が発行している仮想通貨で、QUOINEX(コインエクスチェンジ)という仮想通貨取引所を運営しています。その取引所は仮想通貨交換業者として、金融庁の認可を受けているので、仮想通貨ユーザーは安心して利用することができるということです。

ここでは、QUOINEXについて触れながら、QASHの特徴や将来性などについて、解説していきます。

QASHとは?

QASHとはトークンの名称で、QUOINE株式会社が構築しているQUOINE LIQUIDプラットフォームというサービスの利用を目的に発行されたトークンです。どのようにして利用されるのかというと、LIQUID プラットフォームを含むQUOINE株式会社が提供するサービスにかかる手数料などの支払いや、信用の担保などに利用されます。

通貨名:QASH(キャッシュ)
通貨単位:QASH
発行上限:10億枚
公式サイト:LIQUID | Financial Services on the Blockchain
ツイッター:QUOINE Japan 公式 (@QUOINE_Japan) on Twitter
ホワイトペーパー:quoine-liquid_v1.9_ja.pdf
国内取引所:QUOINEX(コインエクスチェンジ)
海外取引所:HuobiやBitfinexやQryptosなど

基本データはこのようになっていますが、QASHはQUOINEXだけでなく、Huobiなど主要な海外取引所でも扱っています。なお、コインエクスチェンジという名称については、CoinExchangeという海外取引所に該当しますが、QUOINEXとは関係ありません。だけど、草コインの多くを扱っているので、注目すべき取引所のひとつとなります。

QASHの特徴

QASHの特徴は多いといっても過言ではありません。その特徴を次に挙げて、詳しく解説していきます。

QUOINE LIQUIDプラットフォーム

「仮想通貨市場に流動性を供給する新世代の金融サービス」というキャッチフレーズを掲げている通り、流動性に特化した金融サービスのプラットフォームの構築を目指しています。

どのようなサービスを目指しているのかというと、世界各国に存在する仮想通貨取引所が持つ流動性をLIQUIDプラットフォームに集中させて、世界中誰もが平等に利用できる金融サービスです。

流動性の低い取引所は、扱っている仮想通貨の銘柄を相場通りに売買できない一方、流動性の高い取引所は常に取引が行われている状態なので、相場通りに売買できます。その結果、流動性に格差が出てしまい、もともと利用していた流動性の低い取引所から、流動性の高い取引所に転向するユーザーが多く出てしまい、流動性の低い取引所は次第に淘汰されていくことをQUOINEは危惧しているというわけです。

QUOINEはLIQUIDプラットフォームを完成させて、世界中にある取引所が持つ流動性および取引高をこのプラットフォーム一箇所に集中させることで、ユーザーが迅速かつ快適な取引ができる環境を整えるだけでなく、流動性の低い取引所に利益をもたらすことが見込めるでしょう。

ICOに成功している

QUOINEはICOを企画して、約124億円の資金調達に成功しました。しかし、重要なのは、ICO成功ではなく、金融庁認可を受けたQUOINEという株式会社がICOを企画したことにあります。

ICOは企業または団体が資金集めのためにトークン発行を利用した企画で、証券会社の上場よりハードルがかなり低いです。それ故に詐欺に利用される可能性は大きいのですが、QUOINEの場合だと、金融庁の認可を受けているだけでなく法令に遵守した状態でICOを企画したので、参加するユーザーから、大きな安心感と高い信頼性を得たということになります。

QASHの仕組み

QASHの仕組みは、ERC20という技術規格が使われているところです。ERC20はイーサリアムのブロックチェーン上に新たなトークンを発行するために利用される技術規格で、ICOから誕生した仮想通貨の多くが導入されています。統一仕様の技術規格なので、ICOのハードルを下げるだけでなく、ユーザーにとってもICOに参加しやすくなっているというわけです。

それだけでなく、ERC20に対応しているウォレット(マイイーサウォレットなど)であれば、QASHを送ることができます。加えて、そのウォレットであれば、多くのICOに参加が可能です。

QASHの将来性

世界中の取引所が持つ流動性および取引高をLIQUIDプラットフォームに集中させるには、世界各国にある取引所や企業との提携が欠かせません。QUOINEはすでに、各国の取引所や企業といくつか提携を結んでおり、その中に海外取引所で一番有名なバイナンスが含まれています。

それだけにとどまらず、2019年には銀行業の新規参入を目指しているとのことです。銀行の営業を始めるにはまず、金融庁から銀行業の免許を取得しなければなりません。その免許を取得されたら、三菱UFJ銀行やみずほ銀行といった、大手銀行と肩を並べられることに期待ができるでしょう。

おわりに

QASHは仮想通貨市場の流動性の格差問題を解決するためにLIQUIDプラットフォームの構築を目指しています。このプラットフォームに大きな可能性が秘めており、場合によっては、仮想通貨市場だけにとどまらず、金融に関連した、あらゆる分野に大きな影響を及ぼすかもしれません。

QASH自体も海外の取引所ですでに扱われているところがあるので、日本円以外のマネーの動きが今後注目です。

Pocket

関連記事