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リスク【Lisk(LSK)】の特徴と将来性、サイドチェーンを採用したdAppsプラットフォーム

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リスクは仮想通貨のひとつで、多くの仮想通貨でも、あまり見られないサイドチェーンを採用して、そのサイドチェーンを利用したスマートコントラクトを実装しています。しかし、スマートコントラクトはイーサリアムでも採用しており、それが理由で、リスクとイーサリアムの機能を比較されがちです。そこで、リスクの特徴や将来性、dAppsプラットフォームはどういうときに使われるのかを解説していきます。

Lisk(リスク)とは?

JavaScriptというプログラミング言語をベースにブロックチェーンアプリケーションのサービスを開発、そのサービスを利用するユーザーに提供することを可能にした次世代プラットフォームにして暗号化技術の名称です。リスクという仮想通貨とは、リスクトークンを指す名前でもあります。

通貨名:Lisk(リスク)
通貨単位:LSK
発行上限:なし
公式サイト:Access the Power of Blockchain | Lisk
ツイッター:Lisk(@LiskHQ)さん | Twitter
ホワイトペーパー:なし
国内取引所:bitFlyer(ビットフライヤー)、coincheck(コインチェック)
海外取引所:Binance(バイナンス)など

基本データはこのようになっていますが、発行上限がないというのが気になる点です。ビットコインなど多くの仮想通貨は希少性を高めるために発行上限は設けられていますが、リスクの場合は発行上限がないにも関わらず、1,000円以上の値段が付いています。

ちなみに、イーサリアムも実は発行上限はありませんが、それでも現在(2018年5月15日時点)は80,000円台に届く勢いです。これは発行上限ではなく、需要があるから、この価格がついていると考えられます。

Liskの特徴

リスクの最大の特徴は、サイドチェーンとJavaScriptとDelegated Proof of Stake(DPoS)の3つです。この3つを次に挙げて、詳しく解説していきます。

サイドチェーン

サイドチェーンはブロックチェーンのひとつで、メインチェーンと呼ばれるブロックチェーンでは処理しきれなかったトランザクションという取引情報をサイドチェーンで処理するというものです。

サイドチェーンはメインチェーンの補助的な役割をイメージするかもしれませんが、そのサイドチェーンを利用するメリットがあります。そのメリットは、トランザクションの処理の高速化にあり、メインチェーンで処理し切れなかった取引の承認をサイドチェーンで処理することで、処理の高速化を可能にしているということです。

また、スマートコントラクトをサイドチェーンに実装しているので、メインチェーンにかかる処理の負担をサイドチェーンが補っています。イーサリアムにサイドチェーンというものは現在でもありませんので、この部分はリスクの強いところです。

JavaScript

JavaScriptはプログラミング言語のひとつで、リスクのブロックチェーンにも使われています。JavaScriptという言葉は、名前だけ知っているユーザーが多い一方、中身を知らないユーザーが多いです。

このプログラミング言語は、我々が日常的に使われているパソコンとスマートフォンだけでなく、ウェブサイトの構築や、スマホアプリの開発にも使用されています。多くの技術者がこのプログラミング言語を使用しているので、JavaScriptを使っているので、リスクを利用した開発の参入のハードルが低くなるだけでなく、開発されるサービスの高い質を保つことが可能です。

なお、イーサリアムのプログラミング言語はSolidityで、これは主にスマートコントラクトを動かすことにあります。セキュリティについてはSolidityのほうが上ですが、JavaScriptと違って、一部の技術者達しか開発できません。長所と短所をそれぞれ持ち合わせているということです。

Delegated Proof of Stake(DPoS)

リスクはDelegated Proof of Stake(DPoS)というコンセンスアルゴリズムを採用しています。このアルゴリズムは、リスクを持つ仮想通貨ユーザーが投票を行い、その投票に選ばれた101人の代表者が、リスクの取引承認に携わり、報酬としてリスクという仮想通貨を得ることが可能です。これがリスクのマイニング方法であります。

Liskの仕組み

仕組みはスマートコントラクトにあります。スマートコントラクトはサイドチェーンの説明に触れていますが、これは一言で表すなら、契約の自動化です。スマートコントラクトは難しい言葉といっても過言ではありませんが、すでにこの技術が使われている機器があります。

それは、自動販売機とセルフレジです。自動販売機は、お金を入れてボタンを押してジュースを購入するという仕組みであります。セルフレジは、レジ担当の人がいなくても会計できるというものです。

日常生活にすでに浸透しており、このスマートコントラクトの技術をさらに進むと、不動産など他の分野にも対応できるようになっていくでしょう。

Liskの将来性

リスクは2018年4月に、リスクの開発者に対してSDKが配布されたとのことです。SDKはソフトウェア開発キット(Software Development Kit)の略称で、内容を簡単に説明すると、JavaScriptを利用して開発できる開発の環境を整えることにあります。

発行上限がないので希少性は高くない分、その分の需要がかなり高いということです。

おわりに

リスクは開発者や、リスクのDPoSに携わるユーザーや、そのリスクを保有しているユーザーにとっても魅力ある仮想通貨でもあります。現在でもリスクのさらなるアップデートや、分散型取引所の設置を予定しているとのことです。

リスクが持つ将来性は、開発がさらに進めば進むほど進化し、現在のイーサリアムを上回る可能性を秘めています。なぜなら、イーサリアムより優れた部分があり、それが価値と需要を高めていると考えているからです。

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