楽天グループの仮想通貨取引所、楽天ウォレットは8月19日(月)、仮想通貨の現物取引サービスの提供を開始しました。Androidモバイルアプリを介して日本円に対してビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)の取引を開始しました。iOSアプリは9月上旬を予定しているそうです。
ユーザーから預かった資産は楽天ウォレットの自己資産とは分離し、楽天銀行子会社・楽天信託の信託口座で管理されます。楽天信託は預かった資産を楽天銀行の銀行預金に預けて管理します。
楽天はさらに、ハッキングのリスクを最小限に抑えるために、ユーザーが預けた資産をコールドストレージまたはオフラインストレージに保管することを強調しています。セキュリティを強化するために、仮想通貨の取引の署名に複数の秘密鍵を使う「マルチシグ」に対応させました。サインインおよび引き出しを行う際に2段階認証が必要です。
同社によると、取引や預金を行うための手数料は無料で、1年365日、リアルタイムで行われます。
ただし、法定通貨の引き出しの場合、楽天ウォレットは300円を請求し、仮想通貨の引き出しの場合、BTCは0.001 BTC(約1150円相当)、ETHは0.01 ETH(約210円相当)、BCHは0.01BCH(約340円相当)の手数料がかかります。
仮想通貨の売買に手数料がないことは、頻繁に取引を行うユーザーに有利のはずです。
この記事の翻訳元
Rakuten’s Crypto Exchange Has Launched for Trading in 3 Cryptos – CoinDesk