ニュース

【中国人民銀行】デジタル通貨のローンチに「迫る」

Pocket

中国の中央銀行にあたる中国人民銀行の幹部は、同行による独自のデジタル通貨のローンチが間近に迫っていると述べました。

 

週末に中国で開かれたイベントにて、中国人民銀行の決済局次官、穆長春(ムー・チャンチュン)氏は、同行が2018年以来、デジタル人民元を実現するためのシステムの完成に向けて懸命に取り組み続けており、「完成は間近」であると8月12日(月)に述べました。

 

Facebook(フェイスブック)がデジタル通貨プロジェクト「Libra(リブラ)」の詳細を6月中旬に発表して以来、中国は独自のデジタルコイン開発の緊急性に対する認識を新たにしていました。

 

中国人民銀行の前総裁の周小川氏は7月初旬、リブラが決済システムと国家通貨に対して脅威となると述べました。

 

そのため、中国政府は「十分な準備をし、中国の元をより強い通貨にするべきである」、と周氏は主張しました。そして、香港の香港ドルと同様に、「民間の事業体」によるデジタル元の発行も可能にするべきだと提案しました。

同時期に、中国人民銀行の研究部門責任者の王新(ワン・シン)氏は、同行はリブラの状況を「強い関心」を持って注視しており、同行独自のデジタル通貨の開発が促進される可能性もあると述べていました。

 

週末の発言において穆氏は、中国人民銀行のデジタル通貨は国外も含めて、人民元の流通を促進することになると同氏は付け加えました。

 

特許によると、デジタル通貨は中央銀行や権限を与えられた中央機関によって発行され、仮想通貨のように暗号化されます。ウォレットは通貨をプライベートに保管できます。またウォレットは、マルチシグネチャ・セキュリティーで保護され、ユーザーは分散化された形で保持することになります。

最新の情報によると、中国人民銀行のデジタル通貨リサーチラボ(Digital Currency Research Lab)の名前で申請された特許は52件あり、最新のものは昨年3月26日に提出、10月9日に公開されています。

 

この記事の翻訳元

China’s Central Bank ‘Close’ to Launching Official Digital Currency – CoinDesk

Pocket

関連記事