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【仮想通貨】Zilliqa/ジリカ(ZIL)とは?特徴やメリット・デメリット、将来性を徹底解説!

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突然ですが、「Zilliqa/ジリカ」という仮想通貨を聞いたことありますか? ジリカは、シンガポール国立大学の研究者によるブロックチェーンプロジェクト、および仮想通貨です。

このジリカ、今後仮想通貨が普及するために必要な、大きな課題に取り組んでいるんです。ほかの仮想通貨にはない特別な技術を用いており、圧倒的な処理速度を誇ります。どんな技術か、気になりませんか?

この記事では、ジリカのプロジェクト概要や将来性、特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説します!

Zilliqa/ジリカの概要

ジリカはシンガポール国立大学の研究者によるブロックチェーンプロジェクトでおよび仮想通貨です。仮想通貨としての単位はZIL。2018年に発行され、2019年7月17日現在の時価総額は約9400万ドルで65位です(※)。

※出典:CoinGecko: 通貨&仮想通貨の 360° マーケット概要

Zilliqa/ジリカの特徴

Zilliqa/ジリカの大きな特徴は、「スケーラビリティ問題」に対応していることです。スケーラビリティ問題とは、仮想通貨の取引が増加した際に、取引量をさばき切れるほどの処理速度がなく、送金が遅くなってしまうことを意味します。

ジリカはクレジットカードに匹敵する毎秒2,828トランザクションという仮想通貨では驚異的な処理速度を打ち出しています。ほかの仮想通貨が毎秒7~15トランザクションほどであることからも、その速度が圧倒的であることが分かりますよね。

また、マイニングにも特徴があります。

たとえばビットコインでは合意形成アルゴリズムにPoW(Proof of Work)方式を採用していますが、これはネットワークにつながったすべての端末が同じような計算問題を解き、はじめて問題が解けた人に報酬が払われる、という方式でした。つまり、無駄な作業が多かったのです。

一方ジリカでは、処理速度の速いPBFT(Practical Byzantine Fault Tolerance)とPoW方式を組み合わせたマイニング方式を採用しています。これにより、従来のマイニングにかかるエネルギーの無駄をカットできるのです。

高速での処理と効率的なマイニングがジリカの特徴ですが、これらを可能としているのが、ジリカの設計に使われている「シャーディング」と呼ばれる技術。

シャーディングとは英語で「分割すること」を意味します。つまり、これまで大きなブロックチェーンをみんなで処理していたものを、分割し並列で処理できるようにしているんです。

このシャーディング、仮想通貨界隈において、イーサリアムの処理速度の低下を解消する技術として注目されています。ですが、イーサリアムに先駆けて実現したのがこのジリカなのです。

Zilliqa/ジリカのメリット・デメリット

ジリカの特徴はおわかり頂けましたでしょうか。ここからは、ジリカのメリット・デメリットを整理していきます。

Zilliqa/ジリカのメリット

「Zilliqa/ジリカの特徴」の項で説明したように、高速な処理速度とマイニングの効率の良さがジリカの大きなメリットです。

また、従来のマイニング方式よりも均等に報酬が分配されますので、より一般人がマイニングに参入しやすくなることも期待されます。

中央管理者がおらず、自律分散型で運営されることもメリット。DApps(Decentralized Applications)としての運用ができる、パブリックなブロックチェーンプラットフォームを採用しています。

これにより、悪意のある管理者が情報を改ざんしたり、中央管理者のミスにより資産を失ったりするリスクを低くできるんです。

スマートコントラクト機能も有しておりますので、既存の仮想通貨の欠点を解消しうる、すぐれた仮想通貨であるといえるでしょう。

Zilliqa/ジリカのデメリット

さて、そんなジリカですが、まだまだ認知度や人気が低く、仮想通貨市場では苦戦しています。

次の図は2019年7月17日現在のジリカの時価総額推移です。2018年5月に人気が高まり、時価総額も15億ドルに届く勢いでしたが、それ以降は低迷し、現時点では時価総額で約9400万ドルとなっています。

出典:ジリカ/Zilliqa(ZIL)価格、時価総額、チャート、基本情報|CoinGecko

マーケットからの支持をいかに獲得し、価値をどう高めていくかがジリカの大きな課題といえるでしょう。

Zilliqa/ジリカの将来性

技術的には優れたジリカですが、市場での地位獲得に苦戦しているのが現状です。たしかに優れた技術が認められ普及しだせばジリカの強みが活かされ、今後大きな成長を遂げる可能性もあります。

ですが、イーサリアムなどの市場における地位が確立された仮想通貨において機能開発がすすみ、ジリカの強みが一般化してしまう可能性もあります。

現にイーサリアムは「Ethereum 2.0」とも呼ばれる大規模アップデートプロジェクト「セレニティ(Serenity)」において、シャーディングの実装を予定しています。

参考:Ethereum 2.0 (Serenity) Phases – EthHub

ですが、ジリカ自体ユニークな仮想通貨であることは変わりありません。動向をチェックしておいても損はないでしょう。

おわりに

この記事では、ジリカの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。ジリカにおいて大きなライバルといえるのが、今後シャーディング技術の利用を予定しているイーサリアムです。イーサリアムと合わせて動向をチェックしておくことをおすすめします。

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