仮想通貨の基礎知識

【仮想通貨】「Moon(ムーン)」とは?「To the Moon !(月まで届け!)」の意味を徹底解説!

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たびたび、何かのきっかけでチャートが大高騰することもある仮想通貨。当然多くの人はそのチャートの動きに乗っかって仮想通貨の取引をする(あるいはあえて見送る)わけですが、そういった際にTwitterなどで「ムーンしろ」「To the Moon !!」などとつぶやいている人が多いのをご存知でしょうか。

To the moon、直訳すると「月へ」。はじめて見ると「はてな?」となりますよね。仮想通貨と月、いったいどのような関係があるのでしょうか?

実は、この「Moon」には、「もっと値段が上がれ!」という意味が込められています。つまり、その通貨を購入した人がさらなる値上がりを期待して言っているということになります。

では、いったいどこから「Moon」という言葉はやってきたのでしょうか。本記事では、ムーンの謎に迫って行きたいと思います。

Moonとは?

上述したように、Moon(ムーン)とは仮想通貨のチャートが急激に上昇していく現象を表した俗語です。ちなみに反対語として「Niagara(ナイアガラ)」という言葉もあり、こちらはチャートが急激に下降していく現象を表しているのだとか。

Moonは、もともと「To the moon(月まで届け)」という仮想通貨界隈でのスラングが定着したものです。アップダウンの激しい仮想通貨のチャートを見たユーザーが、「自分の持っている仮想通貨のチャートが月まで届いてくれ」という気持ちを込めた言葉だと言えるでしょう。

「Moon」といっても、そのチャートの上がり方は千差万別です。2~3倍のチャートの伸びで「Moon」と言う人もいれば、10倍以上にならないと「Moon」とは言えないよ、という考えを持った人もいます。あくまで「Moon」とは概念的な言葉なのだ、と覚えておきましょう。

Moonした例とは

Ripple(XRP, 2017年12月~2018年1月ごろ)

いわゆる「Moon」の代表例として、よく挙げられるのがリップルのチャートの上がり幅です。この時期はいわゆる「仮想通貨バブル」真っただ中だった頃だったのもあり、チャートの勢いは類を見ないものとなりました。

そして結果、チャートは2017年12月の約0.25ドルからぐんぐんと上昇し、最高値を付けた1月4日には3.73ドルを付けるほどにもなりました。この上がり幅は単純計算でおよそ15倍。これぞ「Moon」と言えるのではないでしょうか。

Monacoin(MONA, 2017年10月~2017年12月ごろ)

モナコインのMoonの大きな特徴としては、2段階のMoonがあった点が挙げられるでしょう。上の画像を見て頂けると分かる通り、10月中旬ごろに一度、そして12月の初頭にもう一度Moonが見られました。

一度目のムーンでは、もともと0.45ドル程度だったチャートが最高で5ドルほどをつけるまでになりました。そしてじわじわとした伸びを挟んだその後に、なんと最高値19ドル以上をつけるほどになりました。

この2回のMoonを合算すると、チャートは40倍ほどの伸びを記録していることになります。これぞ、まさに仮想通貨のロマンとも言えるのではないでしょうか。

Moonするときの法則、Moonしたあとの法則

もちろん、仮想通貨を含む投資に「絶対」はありません。ですので、「こういうときに必ずMoonは起こる」「Moonしたあとは必ずこうなる」ということは断言できません。

しかし、ある程度の「法則」を過去のMoonから見出すことは出来ます。以下、簡単に「法則」をご紹介しましょう。

Moonするときの法則

過去のいくつかのMoonを見ると、「仮想通貨自体がかなり好景気の状態にあること」「その仮想通貨の存在意義を強く印象付けるニュースがあったこと」の2点がおおよそのMoonが起こる法則だと言えるでしょう。

例えば上述したリップルのMoonが起こった際には、仮想通貨バブル真っただ中だったことに加え、日韓の金融機関によるリップルでの送金実験が行われたという発表がありました。これはまさに、「その仮想通貨の存在意義を印象付ける」ようなニュースだったと言えるのではないでしょうか。

また、しばしば大手の取引所に上場されることでチャートがMoonするようなこともあります。これもまた、その通貨の投資価値があるとみなされているわけですから、「その仮想通貨の存在意義を印象付ける」ニュース、と捉えてもいいでしょう。

Moonしたあとの法則

まず簡単に概要だけを説明してしまうと、Moonした際はどこかで必ずチャートは上げ止まり、そしてその後、急激な下落を見せます。これはチャートが上がれば上がるほど利益確定(=売り)を行う人が多くなるからで、市場原理としては当たり前のことと言えるでしょう。

しかし、Moonが起こってからしばらくすると、Moonが起こる前の価格よりも、若干高い値段でチャートが安定することも多いようです。

堅実な投資をしたいという方は、あえてMoonしそうな通貨をあらかじめ買っておき、Moonのあとチャートが安定してから売りに出す、という作戦を取ってみるのもいいかもしれません。

おわりに

本記事では、Moonという言葉の説明といくつかの実例、そしてMoonの前後に見られる法則についてご説明しました。

仮想通貨トレーダーとしては、自分が所持している通貨がMoonするというのはひとつの夢とまで言えるかもしれません。どの通貨がMoonするのか、アンテナを強く張り、察知して行きましょう。

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