2019年5月31日〜2019年6月30日の1ヶ月間に渡って、福岡市に本社を構え、パブリックブロックチェーンの2nd Layer(セカンド・レイヤー)技術を中心とした開発を行なっている株式会社Nayutaは、awabar fukuokaと提携して、Lightning Network(ライトニングネットワーク)を用いたリアルタイム決済サービスの試験導入を行なう予定です。
ライトニングネットワークは、ビットコインのブロックチェーンの外部に送受金者間で支払いの経路(チャネル)を設けることで、ビットコインが持つ安全性を保ちながら、高速かつ低手数料での決済を可能にする技術です。今回、awabar fukuokaに試験導入する決済システムはPtarmigan(ターミガン) といいます。ターミガンは、Nayutaがオープンソースで開発していて、Raspberry Pi(ラズベリー・パイ)のような小型・低価格のハードウェアにも実装できるため、実店舗へ安価で導入が可能です。試験導入にあたっては、Nayutaがノードとチャネルの管理、ライトニングネットワーク決済に必要な流動性の提供と決済フローの導入支援を行うとのことです。
「技術力だけではなく、コミュニティへも貢献度の高い取り組みをされているNayuta様からお声がけされたことを我々としても嬉しく思い、試験導入を決めさせていただきました。微々たるものですが、ライトニングネットワーク決済サービスの普及へと繋がりますと幸いです」とawabar fukuokaが決済サービルの実験導入について、述べていました。
下記のビデオはライトニングネットワーク決済デモ動画です。
https://youtu.be/udULbc3f9dY
この記事の翻訳元
Can Bitcoin’s Lightning Network Power Payments in a Japanese Bar? – CoinDesk