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【仮想通貨】Xapo(ザポ)とは?地下深くに眠る仮想通貨の貯蔵庫を守る、その企業を徹底解説!

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特に仮想通貨の高額所有者の方々にとって、仮想通貨が保管してあるウォレットへのハッキング攻撃はとても大きな恐怖となります。

たった一晩で自分のウォレットの中から数百万から数千万円、場合によってはそれ以上の額の仮想通貨が消えてしまうようなハッキング被害は、まさに悪夢そのものと言えるでしょう。

そんな皆さんには、今回ご紹介する企業「Xapo」が1つの心のよりどころとなるかもしれません。Xapoはビットコインの保管サービスなどを運営する企業です。しかも、このビットコイン保管サービスは並大抵のものではないのです。

それでは、Xapoはどのようなビットコインの保管サービスを運営しているのでしょうか。また、他にはどのようなサービスを行なっているのでしょうか? 本記事ではXapoの概要や業務内容、気になる仮想通貨の保管体制について徹底解説します。

Xapoとは?

まず初めに、Xapoとはどのような企業なのかを簡単にご説明します。

Xapoは、香港に本社を置いた仮想通貨サービス企業です。主にビットコインの貯蔵・保管業務、ならびにビットコインデビットカードの運用業務を行っています。

Xapoは2014年に発生したマウントゴックス事件を受け、仮想通貨のより安全な保管場所を確保するという目的で創立されました。そういった背景もあってか、Xapoはどこよりも厳重なセキュリティを用いた、世界最高峰の仮想通貨保管事業者として知られています。

ちなみにXapoの創業者であるウェンセス・キャサレスは、インターネットにより莫大な資産を築き上げた資産家・経営者として知られています。彼が手掛けたサービスはゲーム会社から証券会社まで数知れず。まさに時代の潮流を読むことに長けた、凄腕の経営者と言えるでしょう。

Xapoの業務内容

それでは次に、Xapoの業務内容についてもう少し詳しく掘り下げて参ります。

仮想通貨の保管

Xapoは前述した通り、仮想通貨の保管事業を営んでいます。この保管事業の大きな特徴は、普通のコールドストレージよりもさらに安全性の高い、「ディープコールドストレージ(Deep Cold Strage)」という手法を用いていることでしょう。

通常のコールドストレージ(コールドウォレット)では、ビットコインの暗号キーをオフライン環境下へと保存することでセキュリティ性を高めています。しかし、このオフライン環境でさえ、物理的な手法で暗号キーは簡単に盗まれてしまうのです(ハードディスクを抜き取られる、画面を盗み見られるなど)。

これを解決しようとしているのが、Xapoの運営しているディープコールドストレージです。ディープコールドストレージは、そのオフライン環境自体をアクセス困難な場所に置くことで、物理的な手法でのハッキングを防ごうという試みを意味します。

詳細は後述しますが、Xapoの場合、軍事施設レベルでの厳しいセキュリティを持った場所にオフライン環境を置くことでハッキングを防いでいます。これにより、世界最高峰のセキュリティ性を保っているのです。

仮想通貨デビットカードの運用

また、Xapoは仮想通貨をVISA経由で使用できる、デビットカードの運用も行っています。対応している通貨はビットコインのみですが、その需要はかなり大きいものなのだとか。

ただし、残念ながらXapoデビットカードはヨーロッパ各国でのみ使用可能なもので、日本を含めた他の地域で使用することは出来ません。これはXapoデビットカードの管理を行なっているVISA EUの規約によるものなのだとか。

Xapoの保管庫はどうなっているのか?

それでは最後に、Xapoのビットコイン保管庫について簡単にご説明します。先述した通り、Xapoはとても強力なセキュリティを誇るシェルターを保持しており、その中でビットコインの保管を行なっています。

そのシェルターはスイスのアルプス山脈の一画に作られたもので、元は軍事施設だったものを流用しているのだそう。永世中立国であるスイスに保管庫を置き、さらにその中でも厳重なシェルターを選ぶその厳重さは、まさに「ビットコインの要塞」と言えるかもしれません。

ちなみに、このXapoのシェルターの内部はドイツのニュースサイト「Blick」によってYoutubeに公開されています。もしご興味があれば、見てみると良いでしょう。

おわりに

本記事では、仮想通貨に関するサービスを営む企業Xapoについて、その概要や業務の内容についてご紹介しました。

なかなか市井の仮想通貨ユーザーには縁遠いサービスではありますが、Xapoのビットコイン保管は魅力的なものです。もし今後、「億り人」になったときのことを考えて、頭の片隅に入れておいてもいいかもしれません。

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