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【JPモルガン】Ethereumベースのクォーラムブロックチェーンにプライバシー機能を追加

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米大手銀行JPMorgan Chase (JPモルガン・チェース)は、仮想通貨イーサリアム(ETH)ベースの金融向けコンソーシアム型ブロックチェーンQuorum(クオラム)の決済機構として、プライバシー保護を強化した機能拡張版をオープンソースソフトウェア(OSS)としてリリースすると発表しました。

 

新ツールは、パブリックブロックチェーン上における決済金額や送受信者の身元の秘匿が可能な「ゼサー(Zether)」プロトコルを拡張し設計されました。送金される金額だけでなく、誰が送っているのかもわかりません。ゼサーは、ETHはじめ他のスマートコントラクトプラットフォームと互換性のある、トランザクションにさらなる匿名性の機能を追加するように設計されます。

 

ゼサーは内容を明らかにせずに取引の正当性を検証する仕組み「ゼロ知識証明(ZKP)」を採用しており、2019年初めにスタンフォード大学とビザの研究部門の研究者によって発表されました。

 

「基本的にゼサーでは、口座残高と振替金額は隠されていますが、送受信者の身元は必ずしも隠されているわけではありません。我々はそれを解決しました。この実装では、送信者が自分自身を隠し、取引の受信者を大きなグループの中に隠せる匿名機能を提供しています」とJPMにおけるクオラムおよび仮想通貨戦略の責任者Oli Harris(オリ・ハリス)氏は、新たな拡張機能について述べていました。

 

この拡張はクオラムのユーザーだけでなく、他にイーサリアムチェーン上でサービスを構築している企業、あるいはパブリックイーサリアムチェーンを利用している企業にも利益をもたらす可能性があります。

 

この記事の翻訳元

JPMorgan Adds Privacy Features to Ethereum-Based Quorum Blockchain – CoinDesk

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