仮想通貨の基礎知識

【仮想通貨】「ドミナンス」ってどういう意味?データを使いこなして取引の流れを掴もう!

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仮想通貨の取引をしていくにあたって、しばしば「ドミナンス」という言葉を見かけることがあります。しかしこの記事をご覧の皆さんの中には、ドミナンスという言葉がいったい何を意味しているのかよく分かっていない方も多いのではないでしょうか。

ドミナンス(Dominance)は、直訳すると「支配力」という意味を持ちます。このことから、ドミナンスとはある通貨が市場全体においてどの程度支配力を持っているか表す数値であることが分かるでしょう。しかし、その数値がどのような意味を持つのかはなかなかわかりませんよね。

本記事では、仮想通貨取引におけるドミナンスとはいったいどのようなものなのか、ドミナンスを見ることでなにが分かるのかをご紹介します。ドミナンスを抑えて、仮想通貨取引を有利に進めましょう!

「ドミナンス」とは?

では、まず簡単にドミナンスとはどういったものなのかを改めてご紹介して参ります。

ドミナンスとは、ある通貨の時価総額がその時点の全仮想通貨の時価総額に対してどれだけの割合を持っているかを示したもの。語源となった英単語「Dominance」が「支配力、占有率」の意味を持っていることが言葉の由来と推測されます。

例えば、全ての仮想通貨を合計した時価総額が100億ドルだったとします。このとき、ビットコインの時価総額が50億ドルであったとするとビットコインドミナンスは50%と計算されますね。

多くの場合、仮想通貨取引においてドミナンスと言うとたいていはビットコインドミナンスが用いられますが、他にもまれにイーサリアムドミナンスやリップルドミナンスが用いられることもあります。

ドミナンスはトレンドを掴む重要な数値

では、果たしてドミナンスにはどのような意味があるのでしょうか? 

仮想通貨取引において、ドミナンス(特にビットコインドミナンス)は市場におけるコイン流動の指標となり、市場の全体的な傾向を掴むために重要な数値となっています。

例えば、ビットコインドミナンスが以前に比べて下がっていたとしたら「ビットコインからアルトコインへとお金が流れている」と把握できます。その結果、アルトコインの需要が高まっていると判断出来るため、ビットコインの値段が下がってアルトコインが上がると推測が出来るのです。

その逆も然りで、ビットコインドミナンスが上がっていたらアルトコインの需要が低くなり、ビットコインの値段が上がっていくと考えられるでしょう。

また、他の通貨におけるドミナンスも同様です。イーサリアムドミナンスが高くなっていたらイーサリアムの値段が上がっていくのだと推測できますし、リップルドミナンスが下がっていたらリップルの需要が低くなっていると推測できます。

そして、このドミナンスを見ることで市場全体の流れを読むことも可能となります。ビットコインドミナンスが上がるということはユーザーが安定したコインを求めているということですので、市場は現状維持~価格下落の道をたどると考えられますね。

対してビットコインドミナンスが下がれば、ユーザーがアルトコインを買っていると推測できるため、特に流通量の少ない草コインなどで価格上昇が起こると考えられ、結果として市場全体が価格上昇の道をたどると考えられるでしょう。

現在のビットコインドミナンスは?

では、現在のビットコインドミナンスはどのようになっているのでしょうか。この記事が執筆されてい2019年3月29日現在、ビットコインドミナンスは50.23%となっています。

過去の傾向と比較していくと、去年春~夏の40%付近の値から上がっていたビットコインドミナンスがゆっくり下落していることが分かります。このことから、再びアルトコインが人気になりつつあると推測され、全体的に仮想通貨市場が回復しつつあると考えられます。

このように、ビットコインドミナンスを見ることで仮想通貨市場の景気をある程度判断し、今後どのように値動きするのかを簡単に見通すことが出来ます。事実、ドミナンスを重視しているトレーダーの方々は多いのです。

おわりに

本記事では、ドミナンスとはいったいどのようなものなのか、その意味や意義をご紹介して参りました。

ドミナンスという指標はしばしば仮想通貨取引の初心者の方に敬遠されがちな数値ですが、実は市場の流れを読むことがまだ難しい初心者の方にこそ抑えておいて欲しい指標なのです。今後通貨の取引を行う際には、ドミナンスをチェックするクセを付けてみて下さいね。

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