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仮想通貨Qtum(クアンタム、QTUM)とは?その概要や今後の将来性を徹底解説!

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皆さんはQtumという仮想通貨、ならびにブロックチェーンプロジェクトをご存知でしょうか?

Qtumは、中国で開発が始まったプロジェクトで、現在はシンガポールを拠点とするQtum財団によって開発が進んでいるプロジェクトです。

Qtumの大きな特徴として、ビットコインとイーサリアムの「いいとこ取り」を目指したプロジェクトだということが挙げられるでしょう。では、そんなQtumについて以下で概要や特徴、将来性についてご説明して参ります。

Qtumとは?

ではまず初めに、簡単のQtumの情報を以下の表でご覧下さい。

通貨名:Qtum
通貨単位:QTUM
公開日:2016年12月29日
コンセンサスアルゴリズム:PoS
公式ウェブサイト:https://qtum.org/en
公式Twitter:https://twitter.com/qtumofficial

Qtumは冒頭でもお伝えした通り、シンガポールのQtum財団によって開発が進められているオープンソースなブロックチェーンプロジェクトです。Qtumでは、ビットコインの持つデータ転送の方式とイーサリアムのスマートコントラクトを組み合わせ、軽量な取引が可能となっています。

ちなみに、Qtumはイーサリアムの創始者の1人・Anthony Di IorioやOkCoin社のCEO・Star Xuなどからも支援を受けており、一般のユーザーからのみならず著名人からも大きな注目を浴びていると言えます。

Qtumの特徴

では、そんなQtumの特徴について詳しく見て行きましょう。

UTXOベースの取引記録

ブロックチェーンに取引の記録を行う方法として、「UTXOベース」と「アカウントベース」という2つの方法があることをご存知でしょうか。

UTXOベースは、簡単に言えば「取引のプロセスも一緒に記録する」手法です。ユーザーのウォレットにある取引に使わない通貨の量、送金する通貨の量、送金する先などを全てブロックチェーン上に保存しておくものと考えておけば良いでしょう。

対してアカウントベースは、「取引の結果だけを記録する」手法です。送金する先や量などはブロックチェーン上に記録せず、誰のウォレットにどれだけの通貨が残るかのみを記録しておくものとお考え下さい。

前者はビットコインなどの、後者はイーサリアムなどのブロックチェーンにて用いられている手法です。UTXOベースではセキュリティ性が高くなるという利点がある一方、使用するデータの量が大きくなり処理が困難になるという難点があります。

そして、QtumではUTXOベースの手法が用いられています。従来、UTXOベースでは取引処理が煩雑であることから他の処理を行うことが難しくなり、スマートコントラクトなどの技術を盛り込むことは難しいとされていました。

しかし、それを解決したのが次に述べるAAL技術だったのです。

Account Abstraction Layer(AAL)技術

これこそ、Qtumの一番の目玉とも言える技術でしょう。このAAL技術により、イーサリアムが大きな特徴として持っているスマートコントラクト、つまりブロックチェーン上での自動処理技術が盛り込めるようになりました。

このAAL技術は、簡単に言うとブロックチェーンとスマートコントラクトの間を取り持つための「アダプタ」のようなもの。AALを挟むことで、ブロックチェーンとスマートコントラクトの処理を分離することが出来るようになったのです。

コンセンサスアルゴリズムにはPoSを採用

また、QtumではコンセンサスアルゴリズムにPoSを導入しています。これはビットコインの持つPoWのようなマシンパワーを大きく要求するものでは無いため、軽量かつ省電力性に優れているのです。

Qtumの将来性は?

では、Qtumの将来性はどのようなものになるでしょうか。Qtumは、現在大きく注目を浴びているスマートコントラクトをより効率化した通貨で、モバイルでの動作などにもいち早く対応しています。

また、分散化アプリケーション(DApps)への親和性も非常に高く、既に多くのDAppsがQtumブロックチェーン上で稼働しています。こういった面から、技術的な面では将来性へ非常に富んだ通貨だと言えるでしょう。

また、2019年4月現在での時価総額は全仮想通貨中で第33位。中堅コインとして一定の評価を得ており、今後上昇気流に乗るには申し分ない位置へとつけています。このことから、Qtumの将来性はかなり大きいものだと言えるでしょう。

おわりに

本記事では、Qtumの概要や特徴、将来性についてご説明して参りました。仮想通貨の中でも二大巨頭として数えられることも多いビットコインとイーサリアム、その両方の良いところを取り入れているのですから期待が持てますよね。

今後、Qtumがどのように成長していくのか、その動向を見守っていきましょう。

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