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仮想通貨Ontology(オントロジー、ONT)とは?その概要や今後の将来性について徹底解説

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皆さんはOntologyという仮想通貨、およびブロックチェーンプロジェクトのことをご存知でしょうか? Ontologyは、ICOを行う代わりにAirdrop(エアドロップ)と呼ばれる通貨の無料配布を行ったことで話題になった、高性能なブロックチェーン技術を持つ通貨ならびにプロジェクトです。

同じ開発元が発行している通貨「NEO」の所持者へと行われたOntologyのAirdropによってOntologyの所持者は一気に増加し、これによって高い知名度を得ることに成功しました。今回はそんなOntologyについて、その概要や特徴、将来性について解説して参ります。

Ontologyとは?

ではまず、以下に示す簡単なOntologyの概要をご覧下さい。

通貨名:Ontology
通貨単位:ONT
公開日:2017年11月27日
コンセンサスアルゴリズム:VBFT
公式ウェブサイト:https://ont.io/
公式Twitter:https://twitter.com/ontologynetwork

Ontologyは、アルトコイン「NEO」を発行した上海のOnChain社が開発したブロックチェーンプロジェクト、ならびにそこから発行される通貨です。先述したように、NEO所持者へのAirdropを行ったことで大きな話題となりました。

このOntologyは、「デジタルIDの取得」や「個人情報、デジタル資産の運用と保護」を目的として作られた、分散型プライベートブロックチェーンプラットフォームとして知られています。

Ontologyの大きな特徴として、後述する独自のスマートコントラクト技術や、独自のコンセンサスアルゴリズムを用いたブロックチェーンプラットフォームが挙げられます。それでは、以下でOntologyの詳しい特徴を見て参りましょう。

Ontologyの特徴

コンセンサスアルゴリズム「VBFT」

Ontologyの大きな特徴としてまず挙げられるのは、他のブロックチェーンプラットフォームとは一線を画するコンセンサスアルゴリズム「VBFT」です。

VBFTはVerifiable-random-function Byzantine Fault Toleranceの略語で、日本語に訳すと「ビザンチン障害耐性ランダム関数検証」となります。……と言ってもなんのことだかさっぱり分からないと思いますので、もう少し詳しくご説明しましょう。

VBFTは、かねてよりネットワーク上の合意形成に関する課題だったビサンチン将軍問題と呼ばれる問題への耐性「BFT」、イーサリアムなどでも採用が見通されているコンセンサスアルゴリズム「PoS」、セキュア性が確保された検証可能なランダム関数「VRF」という三つの技術が組み合わさったコンセンサスアルゴリズムです。

詳細については省略しますが、このVBFTによって「他のコンセンサスアルゴリズムが持つ堅牢性を維持しながら」「ブロックチェーンネットワークの性能を大幅に向上させ」「メンテナンス性を保つ」ことが可能になっているのです。

スマートコントラクトに適した設計

そして、Ontologyの目的とされるプライベートブロックチェーンを支えるのが、このスマートコントラクト技術です。スマートコントラクト自体はイーサリアムなど他の仮想通貨にも多く導入されていますが、Ontologyのスマートコントラクトは他とは一線を画すものとなっています。

その違いとは、ブロックチェーンが持つスマートコントラクトの処理性能にあります。Ontologyでは他のブロックチェーンで採用されている簡易的なスマートコントラクトとは違い、「インタラクティブサービス」「仮想マシーン」という2つの技術を導入しました。

これにより、Ontologyは分散コンピューティングによる高速なスマートコントラクトを実現したのです。

また、統合開発環境「SmartX」によってスマートコントラクトによる処理の開発が容易になったことも特徴でしょう。従来のブロックチェーンのようにマイナーなプログラミング言語で開発するのではなく、C#, VB.NET, Python, Javaなどのメジャーな言語で開発することが可能になったのです。

Ontologyの将来性は?

Ontologyは、他の仮想通貨よりも高機能なスマートコントラクト技術などによって、今後さらに発展が見込めると言えるでしょう。当然、そこから発行されている通貨も右肩上がりとなることが予測されます。

また、全仮想通貨の中でも時価総額17位につけているなど、知名度・普及率も申し分ないと言えます。このことから、Ontologyには大きな将来性があると言えるのではないでしょうか。

おわりに

本記事では、Ontologyの概要や特徴、将来性についてご説明して参りました。今後ブロックチェーン技術が普及していくにあたって、こういった高性能かつ開発しやすいブロックチェーンプラットフォームはさらに注目されていくことでしょう。

今後Ontologyがどのような発展を見せていくのか、その動向に注目が集まりますね。

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