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Googleは仮想通貨に否定的?それとも……? 揺れるGoogle、その動向を徹底調査!

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言わずと知れた、世界的大企業・Google。この記事をご覧になっている皆さんを含め、インターネットを使っている方はほぼ全員Googleの恩恵を被っていると言っても差し支えないでしょう。

そんなGoogleが仮想通貨に対して否定的な立場をとっているという噂をご存知でしょうか。あの世界随一の技術を持つGoogleがそのような見解を取っているとはにわかに信じがたいですが、実際仮想通貨界隈では長らくまことしやかにささやかれているウワサなのです。

では、果たしてそのウワサは本当なのでしょうか? 本記事では、Googleが仮想通貨へどのような見解を持っているのか分析して参ります。

Googleは長らく「仮想通貨に否定的」だった?

それでは、まず冒頭にご紹介した「Googleが仮想通貨に否定的だ」という噂のなぞ解きをしていきましょう。

このウワサの出所には諸説ありますが、どうやら事の発端は2018年3月にGoogleが仮想通貨に関する広告を自社の持つ広告サービス「Google AdSense」にて禁止し始めたことによるそうです。

このGoogleが打ち出した仮想通貨に関する広告の全面禁止は、Facebookが同様に行った仮想通貨広告の全面禁止と共に仮想通貨バブル崩壊の1つのファクターとなりました。このことから、仮想通貨ユーザーはGoogleが仮想通貨に対して否定的であると考え始めたのです。

確かに、この事実だけを見てしまうとGoogleは仮想通貨に対して否定的だと見えてしまいます。ですが、もちろんGoogleにも仮想通貨バブルがこのような形で崩壊するとは予測出来なかったでしょうから、それを「崩壊を狙った」と断定してしまうのは些か早計な感も否めません。

また、Googleは同じ年の3月に同社の持つWebサイト監視プログラムなどへとブロックチェーン技術を盛り込むと発表しており、少なくとも仮想通貨を発端とした技術へは非常に友好的であると言えます。

一説によると、Googleは同社の広告で多発していた仮想通貨関連の詐欺広告を取り締まるべく、仮想通貨に関する広告の表示を禁止したのではとも言われていました。

仮想通貨に関する投資などは詐欺か否かを見極めるのが困難なため、やむなくこのような形の規制を取ったのかもしれません。

Googleの姿勢は仮想通貨へ「前向き」になりつつある

そしてその後、さらに「Googleは仮想通貨に対して否定的」という言説を否定するような施策をGoogleは打ち出します。なんと、一度は禁止された仮想通貨に関する広告が2018年9月に一部解禁されたのです。

この解禁の対象は、日米の財務省から認可されている仮想通貨取引所のみ。やはりこのことからも、単にGoogleは詐欺防止のため広告を禁止したのでは、という推察がなされます。

そして昨年、Googleはアメリカにて非常に意味深なCM広告を打ち出しました。そのCMは、内容自体はGoogleから発売されているスマートフォン「Pixel」の新機能「Call Screen」のプロモーションで、一見仮想通貨からは何ら関わりが無いように見えました。

が、その中で起こっている仮想通貨に関する会話が非常に意味深なものとなっていたのです。以下は、その内容を簡単に日本語訳して文字起こししたものです。

女性「電気会社から電話があったわよ。今月の電気料金がずいぶんと高かったみたい」
男性「ああ、仮想通貨のマイニングにはお金がかかるからね」
女性「仮想通貨? 仮想通貨なんてリアルなお金じゃないわ」
男性「残念ながら、お金そのものがリアルじゃない」
女性「……本当にその嘘を信じているの?」

出典:https://www.youtube.com/watch?v=O4jOdVTkqS4

お金というもの自体リアルではないと説く男性と、仮想通貨を「虚構」だと決めつける女性が織りなすこの会話は、当時密かな話題となりました。仮想通貨ユーザーを責め立てるようにも見えるこの会話は、少なからず仮想通貨ユーザーへとインパクトを与えたのです。

仮想通貨に対してどっちつかずの態度を取っているGoogle。邪推とはなりますが、もしかするとこの広告はGoogleが今後仮想通貨に対してどのような姿勢をとればいいか、決めあぐねていることを示唆しているのかもしれませんね。

おわりに

本記事では、Googleが仮想通貨に対して否定的だというウワサをもとにGoogleがどのような態度を仮想通貨に対して取っているのか、今後どうなのかを調査して参りました。

世界中で次々と大企業がブロックチェーン技術やICOなど、仮想通貨にまつわるテクノロジーを研究・採用しているこの昨今。Googleという時代の寵児が今後どのように動いていくのか、いったいCMで放った「You gonna live that lie?(本当にその嘘を信じているの?)」にはどのような意味が含まれていたのか。その動向に注目が集まります。

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