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2018年、ビットコイン暴落の原因はいったいなんだったの?チャートが5分の1となった理由を徹底解説

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去る2018年は、まさに「仮想通貨バブル」の絶頂と崩壊を両方とも経た年だったと言えるでしょう。年始には200万円/BTCをつけていたビットコインの値が年末には50万円を切ってしまった、その値動きはまさに「暴落」そのものでした。

では、この「暴落」にはいったいどのような原因があったのでしょうか? 本記事では、ビットコインを例に挙げながら仮想通貨の価格が暴落していった原因をご紹介していきます。

ビットコイン暴落は何が原因だったのか?

ではさっそく、ビットコインが暴落した原因はいったいどのようなものだったのかを簡単にご説明していきます。

ビットコインが暴落した原因は、大きく分けて2つあると言われています。1つ目は「『仮想通貨バブル』の崩壊」、2つ目は「ビットコインキャッシュの分裂騒動」です。ではさっそく、これらの原因について一つ一つ簡潔に見て行きましょう。

上半期:「仮想通貨バブル」の崩壊

まず1つ目に上げられる原因は、「『仮想通貨バブル』の崩壊」です。これは主に2018年の上半期に発生したもので、2017年末から続いていた200万円前後のビットコイン価格が100万円程度にまで急落しました。では、その原因はいったいなんだったのでしょうか?

この原因は、日本経済におけるバブル経済と類似していると言われています。1990年代に見られたバブル経済の崩壊は、政府による税額のアップなどによってもたらされました。

いっぽう仮想通貨バブルでは、中国など各国の規制、コインチェック事件をはじめとした各取引所のハッキング被害、G20やFacebook、Googleなどによる仮想通貨へのネガティブな方針・施策が原因とされています。

ですが、この時点ではまだビットコインの暴落はそこまで悲観されてはいませんでした。というのも、そもそも論200万円以上の値を付けていたことが実は「異常」だったのではないか、という議論も前々から起こっていたからです。

下半期:ビットコインキャッシュの分裂騒動

しかし2018年下半期、特に10月~の更なる暴落は仮想通貨投資に積極的だった投資家をも黙らせてしまうことになりました。下半期に起こったこの暴落の原因は、ビットコインキャッシュを巡る内部分裂が原因とされています。

下半期に入ってしばらく、「仮想通貨バブル」は崩壊してしまったものの、ビットコインは80万円~100万円台程度の値段で安定して推移していました。

しかし10月末~11月にかけて、ビットコインキャッシュの今後の方針を巡って運営が対立。これによって泥沼の論争が繰り広げられ、結果的に「ハッシュウォー」とまで呼ばれるブロックチェーンを巡った騒動が巻き起こってしまったのです。

このハッシュウォーをきっかけにして、仮想通貨の非中央集権性が強く疑われることとなりました。その結果、仮想通貨全体の信用が下がり、さらに値を下げることとなってしまったのです。

「ハッシュウォー」について、詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧下さい!

2018年の仮想通貨の暴落の原因はなぜ起こった?BCHの「ハッシュ戦争」にまつわる時系列まとめ

今後、ビットコインはどうなっていく?

では、2019年を含め今後のビットコインはいったいどのように推移していくのでしょうか?

これについては、もちろん専門家によって意見が異なるものの、そこまで悲観的な見方をする専門家はあまりいない様子です。

クリプトオラクル社のルー・カーナー氏は、1990年代後半~2000年代初頭のITバブルでも似たような傾向があったと指摘しています。

例えば大手通販会社アマゾンはITバブルの崩壊によって株価を95%も下げましたが、その後の成長によって押しも押されもせぬ大企業へと成長しました。この流れと同様に、仮想通貨も一旦は値を下げたものの、今年はさらに成長していくのではないかという見通しを立てています。

対して、ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリストによると、最悪の場合今年中に値を18万円にまで下げるという見通しが立っているとも言われています。

ただし両者の意見に共通しているのは、仮想通貨を短期的に見ることはあまり好ましくないということ。後者のアナリストも、今後数年~十数年スパンで仮想通貨は大きく成長していくと主張しています。

サスケハナ社のバート・スミス氏によると、仮想通貨取引は「長いゲームのようなもの」と例えられています。もちろん短期的な投機も大事ではありますが、ここはひとつ長期的な目を持ちながら仮想通貨のチャートを追ってみてはいかがでしょうか。

おわりに

今回は、2018年に起きた仮想通貨バブルの暴落にどのような原因があったのかを簡単にご説明して参りました。

つい仮想通貨取引では短期的にどのくらい利益を得られたか、どのくらい安定したものなのかというパラメータばかり追いがち。ですが、目先の数値にとらわれず長い目で見てあげることも時には必要かもしれませんね。

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