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ビットコイン価格を破壊する暗号クジラのことを気にすべきではない理由

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本日Chainalysisによってもたらされた非常に有益なオンラインセミナーで、このブロックチェーン調査会社は、暗号通貨「クジラ」――5600万ドル以上のビットコインを持っている個人――が、ビットコイン価格に深刻な危険をもたらすことはないという驚くべき主張を行いました。

 

「暗号通貨クジラ」を構成するものは何か?

「現在のビットコインならびにビットコインキャッシュのクジラとは誰か?」と題されたプレゼンテーションで、Chainalysisはクジラのタイプをいくつかのカテゴリーに分類しました。それは「犯罪クジラ」「早期導入クジラ」「取引クジラ」を含みます。

 

関心の対象となっているビットコインキャッシュクジラは平均して、ふつうのビットコインクジラが持っている暗号通貨の250%を保有しています。同社はBCHクジラをBTCクジラの約2倍の割合と定義づけています。そのため、彼らの定義上のクジラになるためには、最低でも15,000BTCを保有していなければなりません。BCHクジラになるには、最低でも30,000BCHを保有していなければなりません。

 

早期導入者の手持ちは全ビットコイン流通量のうち9%を占めていたのが、現在はおよそ5%に低下しています。プレゼンターは視聴者に対して、マイニングを通じたインフレーションはこの出来事の理由のほんの一部に過ぎないことを伝えました――クジラの中には強気の情勢の中でも手持ちを売らない人もいます。同社はこれを暗号通貨経済の健全さのしるしとして見ています。彼らは「取引クジラ」がクジラの分類の中で最もプラスな影響を与えると指摘します――彼らは「安定化効果」をもたらすのです。

 

(以下ツイート)

Moon Overlord

初心者の皆さん、

ビットコインは必然的に下がるものではありません。クジラたちが取引所でふざけた売り注文を行い、初心者やリスクマネージャーが売るよう仕向けた上で「安く買い戻す」ため、価格は押し下げられているのです。彼らはあなたの鞄を盗み、それを高値で買い戻させようとしています。

これをリツイートしてください。

(以上)

 

取引クジラは、保有量の観点から言うと、他のタイプのクジラに取って代わり始めました。オンラインセミナーの終わりに、取引クジラは同時に早期導入者でもあるのではないかといういくつかの質問がありました。プレゼンターは、早期導入者で更なるビットコインを後々蓄積しようとした形跡を示している者もあるが、基本的にはカテゴリーを超えられるほど顕著なものではなかったと言いました。

 

すべてのクジラは跳ねる可能性があり、そうなればビットコイン価格は安泰

ビットコインブロックチェーンの半不透明性は少なくとも、調査されたアドレスのうちいくつかは個人のものではなくトレーダーの小さなグループであろうということを意味しています。実際にすべてのクジラが暗号通貨経済にもたらす危険の兆候が比較的低いというのは、いいニュースです。もし彼らが手持ちをすべて売却するとしたら、事実上、現在の価格で390億ドルになるでしょう。それはビットコインの現在の時価総額の10%にも達しないほどです。

 

明らかに、この範囲における売却は影響を及ぼすでしょう。弱気な取引ボットだけではなく、強気も反応するでしょう。それでも、ビットコイン価格に対する全体の影響は明らかに低いことがChainaysisの調査によって判明しています。

 

それは、我々がこのような売却の本当の影響を目にしたことがないということです。もしこれほど強い売り注文が実際に行われたとして、実際の結果を判断することは困難です。そのようなシナリオの一つの印象は、新しいコインがはじめて取引所に入ることのようです。

 

我々は、毎日2500万ビットコインが手から手へ移っているということを知っていますが、ここで何度も何度も取引されているのは同じコインである場合が多いです。取引クジラの大半は、それを安く買い戻すことを期待しつつビットコインを売っています――彼らは手持ちを増やし、更に他のタイプのクジラの持つリスクを描写します。

 

「犯罪クジラ」がビットコイン価格にもたらす危険は最も低い

ビットコイン価格にリスクをもたらす可能性が最も低いクジラのグループは犯罪クジラ、すなわちダークネットの市場で稼いだ人々です。このクジラは他のクジラのような方法で売却を行うことはなく、そのため存在するリスクもかなり低いです。

 

犯罪クジラが売却をおこなうときは、発覚を避けようとします。ギフトカードやアルトコインロンダリングスキームを考えてみてください。彼らは数年にわたりプライバシーコインへの移動も始めています。ブロックチェーンの透明性はこのようなタイプのクジラにとっては財産ではなく、そのため彼らはそれをどうしても必要な時以外使わない傾向にあります。

 

この記事の翻訳元

Why You Shouldn’t Worry about Crypto Whales Crashing the Bitcoin Price

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