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MakerDAOトークン所有者らはイーサリアムステーブルコインのための手数料増加に賛成

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最新情報:現在、MakerDAOトークンの所有者らはDAI Stability Feeの3.5%への上昇に賛成票を投じました。

 

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4日間にわたって全てのトークン所有者に開放されていた投票の後、MakerDAOのドルに結びついたイーサリアムのステーブルコインであるDAIのユーザーは、その主要サービス――プログラム貸付――にともなうコストの増加に投票しました。

 

木曜日に決着した最初の投票ラウンドは、ユーザーにかかるコストを現在の1.5%から3.5%に増やすであろうDAI Stability Feeへの更なる投票を始動させました。どのような行政措置が行われるかは係争中であるようです。

 

特に、トークン所有者の圧倒的多数が手数料増額に賛成しました。それはプロジェクトリーダーによって、プロトコルを利用した新しい借り手の流入から生じた流動性の問題と形容されてきたものを整えるための方法として奨励されていました。2017年に始まったMakerDAOは、契約上の貸し手と相手方の両方として機能するブロックチェーンを備えたステーブルコイン(DAI)でユーザーが効果的にローンを組むことを可能にしました。

 

6億ドルを超える時価総額もあり、MKRトークンは暗号通貨ランキング上位20の内のひとつに数えられ、合計100万トークンが供給され循環していることがCoinMarketCapによって判明しています。

 

合計で42,000MKRトークン(供給量の4%)がこの手数料増額に賛成として投じられ、対して反対には9MKRトークンしか投じられませんでした。DAIトークンと違い、MKRトークンは投票や手数料――DAI Stability Feeなど――の支払いを目的として、MakerDAO財団が管理するより広範なステーブルコインシステムを担保にすることに役立てるため、ユーザーによって厳しく保管されています。約4%のトークンのみが投票に割り当てられているようです。

 

「この判断には数多くの賛成が寄せられたようです。24時間以内で、我々は4万MKRの賛成を確認しました。…反対には9MKRが投じられました。」と、MakerDAO財団のコミュニティ開発部門長のRichard Brownは述べました。「どのような種類の投票システムであっても――株主投票も同様ですが――圧倒的多数の賛成に直面しても現れる反対意見が大切なのです。」

 

この動きは、先月行われた同様の投票のすぐ後に続いて起こり、本日の投票は、これまでにプロトコルユーザーがコストの増加に賛成した三度目のものになります。

 

この判断の主要な要因は、提案説明の中で主張された通り、DAIの取引価格がいつまでも1ドル以下で留まっていることや、「マーケットメーカーとプロップデスクの間の高い在庫水準」を含みます。

 

DAIステーブルコインを「ドルが金本位制から移行して以来となる、正しい方向への大きな一歩」と呼ぶConnextNetworkの創立者であるArjun BhuptaniはCoinDeskに対して、手数料が増加しても、彼がこの暗号通貨に対して抱いている見識は揺るがないと述べました。

 

「DAIのようなものの目標は、システムを信頼してもらうことではありません」とBhuptaniは言いました。「人々がその働き方を理解し、そのような経済の正当性が立証されるまでにはいくらか時間がかかることは明らかです…しかしこれこそ人々が望むべきもの――自分たちの通貨がもとあった場所について、このレベルの透明性を望むべきなのです。」

 

前進するためのステップとして今や先の投票は完了し、MKRトークンの所有者らは「方針を策定する投票」の時期へ移ろうとしています。この期間中、ユーザーは自分のMKRトークンを、提案された手数料変更の賛成票として再び投じることができます。今回に限り、投じられたMKRの数が当初賛成に集まった数――42,556.94MKR――を上回ればすぐに、変更はその分散型ネットワーク上にいるどのユーザーによっても自動的に行われることができるようになります。

 

本日の会合でBrownはこう強調しました。

 

「この投票メカニズムには連続した承認が必要です…我々が一度情勢を新しい状態に変えてしまえば、誰もが実際にそのシステム変更を行うことができます。」

 

この先はどうなる?

方針を策定する投票が終わると、開発を支援する非営利団体であるMakerDAO財団でリスクマネジメントを指揮するCyrus Younessiの説明によれば、DAIとドルとの結びつきを安定させるための迅速な影響を与えることができる望みがあります。

 

同時に、MakerDAOリスクマネジメントチームで働く人々が「その事実が起こらなかった時のために準備している」と警告し、そのほかの二つの「未だ可能性の残るシナリオ」を強調しました。

 

会合について話しながら、Younessiはこう仮定しました。「ひとつには、小さいが目立つ変化、上向きなプレッシャーを見ていますが、それだけではありません。この提案は調子を保つためのものとなるでしょう…更なる2%の増額も計画しています。」

 

このシナリオはDAIとドルとの結びつきに何の影響も与えない可能性があるとYounessiは続け、この場合、彼が提案するのは、DAI Stability Feeが3%または4%増加する可能性のような、「より強硬な選択肢」が使われるものとなりそうです。

 

この二つのうちどちらのケースでも、Younessiは、本日行われ決着したものに似た新しい管理投票の必要性が生じるだろうと言いました。

 

「次の管理投票には、より多くの選択肢をより良く評価するための複数の選択肢が含まれるでしょう」とYounessiは本日の会合で述べました。

 

この記事の翻訳元

MakerDAO Token Holders Approve Fee Increase for Ethereum Stablecoin – CoinDesk

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