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ビットコイン価格は2月で11%急上昇したが、暴落して新底値に達する可能性も

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ビットコインは2月、初めて月当たり価格が上昇しましたが、これは7か月間におよぶ惨憺たる日照りに続いて起こりました。しかしながら、技術的分析には下降の傾向が見られることから、この元祖暗号通貨が新底値に急降下する可能性が示唆されています。

 

ビットコイン価格は2月に11%も急上昇

Mati Greenspanはテルアビブを拠点とする暗号通貨取引プラットフォームeToroの上級市場アナリストです。彼はBloombergに対して、2月におけるビットコイン価格の11%もの急上昇は明るい話題だが、まだ困難を逃れたわけではないと述べました。Greenspanは取引量が12ヶ月間で最高の値に急上昇したことを指摘しました。

 

「6カ月間の赤字の後、ついに活気を取り戻したのは喜ばしいことです。私が最近注視していたのはビットコインのブロックチェーン上のトランザクション数と暗号通貨取引所の総取引量です――両者ともここ一年以上で最高のレベルを維持しています。我々が未だ弱気市場にあるとしても、楽観視する要因は大いにあります。」

 

しかしながら、Greenspanはビットコインが4000ドル以上の価格を保つことに失敗したことは、現実になりつつある長期間の下降の一部だと指摘しています。

 

技術的分析は必ずしも正確ではない

この記事の執筆時点では、ビットコインのテクニカルチャートはRSI(相対力指数)が36にとどまっているお陰で少々上向きです。

 

30のRSIは、資産の売りすぎを意味し、強気相場の指標です。通常、20のRSIは売りすぎのサインとして、80のRSIは買いすぎのサインとして用いられます。

 

技術的分析に信頼を寄せる株式トレーダーがいる一方、それは必ずしも市場動向を正確に予測するものではありません。CCNの報道によると、Fundstratのアナリストは2018年6月に、ビットコイン価格は数日後に大きく急上昇すると予測していました。

 

その時、Robert Sluymer――Fundstrat Global Advisorsの技術的戦略リーダー――は、ビットコイン価格の急上昇に自信を持っている、なぜならチャートがそれを示唆しているからだと述べました。彼は、ビットコインがその時点で売られすぎであること、RSIが40に達していることを挙げていました。

 

「私の考えでは、市場は常に技術的分析に反応します」とSluymerは6月に述べていました。しかし、市場が回復することはありませんでした。

 

司法省「暗号通貨市場は操作されている」

もちろん、ビットコインの不安定な価格動向を引き起こしている要因には不測のものが多々あります。ひとつは市場調査です。

 

2018年9月、ニューヨーク検事当局は、十分な消費者保護の不足によって簡単に操作されてしまう可能性がある暗号通貨取引所がある、と結論付けた報告書を発表しました。そこは利害の対立に満ちており、悪意のある取引を防ぐための予防手段を持っていないというのです。

 

「プラットフォームは、安定したリアルタイムの、かつて用いられたような市場監視機能――従来型の取引所に見られるようなもの――を用いて、個々の特定と怪しい取引パターンの停止を行う能力を欠いています」と報告書には書かれていました。

 

2018年11月、米司法省は、暗号通貨市場における2017年の目覚ましい上昇が操作されたものだったかどうかを調べるため、犯罪捜査を開始しました。

 

暗号通貨の合法化は進行中

2018年12月、二名の米国連邦議会議員が、ビットコイン価格の操作を防止しアメリカを暗号通貨分野のリーダーに位置づけるべく、超党派の法案を提出しました。

 

その際、Darren Soto議員(ニュージャージー州の民主党員)とTed Budd議員(ノースカロライナ州の共和党員)は仲間の議員に対して暗号通貨とブロックチェーンを容認するよう求め、アメリカは経済を強化するためにこの「大きな可能性」を無視すべきではないと言いました。

 

「仮想通貨とその基礎となるブロックチェーン技術は、経済発展の原動力となり得る大きな可能性を持っています。それが、アメリカが確かに最前線に陣取るべき理由です。」

 

市場の観測筋は、暗号通貨が一般に受け入れられるかどうかは、規制当局による明確な市場の合法化、ならびに業界全体の評判を落とす詐欺師の排除にかかっていると言います。

 

この記事の翻訳元

Bitcoin Price Spiked 11% in February But Could Tank & Hit New Lows

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