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仮想通貨「Stellar(ステラ)」とは?2018年急上昇通貨の1つ、Stellarの特徴を徹底解説!

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2018年は、新進気鋭の仮想通貨が大きく台頭を果たした年だったと言えるでしょう。期待の高性能分散型プラットフォーム「EOS」、ドルと連動するペッグ通貨「Tether」、カジノプラットフォームと連動する「Cardano」などの新顔が時価総額ランキングには顔を連ねました。

そして、そんな中にあって燦然と2018年時価総額ランキングの堂々第6位に輝いた通貨こそ、今回ご紹介する「Stellar(ステラ、通貨単位: XLM)」です。

では、このStellarにはいったいどのような特徴やメリット・デメリットがあるのでしょうか? ということで今回はStellarについて、その概要を徹底調査してみました。

「Stellar(ステラ)」とは?

それではまず初めに、今回ご紹介するStellarがいったいどのような仮想通貨なのかを簡単にご説明していこうと思います。

Stellarは、「人・銀行・決済システムをつなぐプラットフォーム」というコンセプトのもと、高い速度性と堅牢性を兼ね備えた仮想通貨として知られています。

リップルの開発者たるジェド・マケレブ氏によって開発されたこのStellarは、2014年にRipple(リップル)をベースとして開発されました。

本来法人向けの仮想通貨として開発されたRippleとは対照的に、Stellarは個人向けのプラットフォームとして開発されたようです。

しかしその後、何年かに渡ってStellarはあまり注目されない、不遇の時代を経ることとなります。もちろんその明確な理由は分かりませんが、ひとつ言えることとして、Stellarにはこれといった強いインパクトを与えるものがないということは挙げられるでしょう。

以下でご紹介する通り、Stellarにはいくつもの素晴らしい特徴があります。しかし、その特徴は、例えば仮想通貨の黎明期から強い存在感を保っているBitcoinや兄弟的な存在とも言っていいRipple、高い匿名性という強いインパクトを持ったMoneroなどには叶わなかったのかもしれませんね。

ですがそんな中、2018年を迎えるとStellarは大きなターニングポイントを迎えます。Stellarの持つ堅実なシステムに目を付けた大企業・IBMが、そのブロックチェーンを基にした新たな技術を開発すると発表したのです。

すると、仮想通貨取引を行う人々は「大企業が採用するほどの信頼性」に強く惹かれ、結果として彼らはStellarを買い求めました。特に2018年は、取引所のハッキング問題などによって仮想通貨への安全性を求められた年でもあったため、そのこともStellarが高騰した原因だったのかもしれません。

Stellarのメリット・デメリット

それでは次に、Stellarの特徴をメリット・デメリットに分けてご紹介していこうと思います。

Stellarのメリット

まず、Stellarのメリットについてです。

手数料が安い

Stellarは元来個人向けの仮想通貨プラットフォームと作られた経緯もあり、他の仮想通貨に比べて送金時の手数料が非常に安く保たれています。そのお値段、なんと0.00001 XLM。ほとんどゼロと言っても良い額ですね。

こんな業が為せる理由には、Stellarがその発行上限額を少しずつ上げていくという仕組みになっていくことが挙げられます。これによって、マイニング時の報酬を手数料で賄わなくても済むようになっているわけです。

送金スピードが速い

また、同様に個人向けプラットフォームであることから、非常に迅速な送金が行えるようになっています。もちろんその時によって多少の前後はありますが、原則Stellarでは送金が5秒で行えるようになっているのです。

Stellarのデメリット

しかし、やはりこのStellarにもいくつかのデメリットがあります。次に、代表的なデメリットについてご紹介していきましょう。

国内で取引できる取引所が無い

Stellarを取引していくにあたって、非常に大きな障壁になってしまうのがこれではないでしょうか。残念ながら、現在国内の仮想通貨取引所でStellarを扱っている取引所はひとつとして存在しません。

ということで、もしStellarを取引したいとお考えの場合は、一度円などの法定通貨を国内の取引所で有名な通貨に交換した後、国外の取引所へと移送するという手間がかかってしまうのです。

これといった特徴が無い

Stellarは今までご紹介してきたように、「信頼性が高い」「高速な取引が出来る」「手数料が安い」などという汎用的なメリットがいくつもあります。しかしこれは言い換えれば、他の通貨と差別化出来るような目立ったメリットが存在しない、ということでもあるのです。

今後、仮にStellarがデファクトスタンダードになったりしない限り、この問題はStellarへと付きまとうものになるのかもしれません。

おわりに

ということで、今回は仮想通貨Stellar(ステラ)について見て参りました。まだあまり知名度の高くない通貨ではありますが、投資を考える上で一つの選択肢には十分なり得る通貨だと言えるのではないでしょうか。

今後も仮想通貨業界では、かなり高い安全性や信頼性、利便性が求められていくものと思われます。今勃興してきている通貨が全部Stellarのような特徴を持っていればいいのになぁ、なんて思ってしまうのは、あるいは筆者の高望みしすぎなのでしょうか。

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