コインチェック社の580億円流出騒動

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コインチェック社の580億円流出騒動に対する著名人の反応まとめ

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仮想通貨の大手取引所であるコインチェックから仮想通貨のNEMが流出し、大きな騒動となっています。流出額は580億円ともいわれていて、被害額の大きさは過去最大規模です。

コインチェックの流出騒動に対し、山本一郎氏やけんすう氏、ひろゆき氏といった著名人がブログ記事で見解を述べています。本記事では当騒動について書かれた著名人のブログ記事をまとめました。最後にCM出演していた出川哲朗の話題についても触れています。

コインチェックの流出騒動に対する著名人の意見

山本一郎氏

コインチェック社「持ってないコインを消費者に売る」商法と顛末
リンク:コインチェック社「持ってないコインを消費者に売る」商法と顛末

著名ブロガーの山本一郎氏は、Yahoo!ニュースにコインチェック商法に関して私見を述べています。タイトルをご覧いただいてわかるように、山本一郎氏はコインチェック社が仕入れていないNEMをユーザーに販売していたのではないかと考えているようです。

山本一郎氏によると、コインチェック社は広告宣伝で顧客の投資意欲や射幸心を煽ることにより、高収益ビジネスを実現していたのではないかとのこと。こうしたコインチェック社の商法に対し、原野商法(無価値な土地を売りつける悪徳商法)に近い、ノミ行為が行われていたのではないかとまで述べていて、かなり突っ込んだ内容となっています。

記事内で言及されている疑いはあくまでも山本一郎氏の見解ですが、コインチェック社のシステムにはそうした疑いが生じるだけの問題があったということなのでしょう。どこまで事実が明らかにされるかわかりませんが、ひとつの見方として読んでみてはいかがでしょう。

けんすう氏

コインチェック経営陣は筆頭株主なのに、なぜ「株主と相談します」といったのか
リンク:コインチェック経営陣は筆頭株主なのに、なぜ「株主と相談します」といったのか

けんすう(古川健介)氏は株式会社nanapiの代表取締役で、本記事は個人向けメディアサービスの「note」でコインチェック経営陣の謝罪会見に関して言及した内容です。

本記事の概要を分かわやすく解説すると、まずコインチェック社の経営陣が謝罪会見で「株主と協議する」と発言したことに対し、一部のメディアがそれを批判しました。その批判に対し、会社経営の知識がある方々からメディアへ批判が起こったのです。なぜそのような見解の相違が生じたのか、本記事ではそのことについて解説しています。

筆頭株主であるのに、なぜ「株主と協議する」と応答したのか?そのことに疑問を感じた方も多いのではないでしょうか。本記事は冷静にその理由を解説していますので、疑問を持たれた方は読んでみてください。

ひろゆき氏

仮想通貨580億円分を盗んだ後のいたちごっこの話。
仮想通貨580億円分を盗んだ後のいたちごっこの話。

2ちゃんねるの開設者として知られる、ひろゆき氏が運営するブログサイト「ASKS? – 教えて君コミュニティー」に投稿した記事です。本記事はコインチェック社からNEMを盗んだ犯人が、どのような行動を取るのかを予想しています。

NEMを盗んだ犯人の心理としては、仮想通貨を現金化したいわけですよね。しかし、NEMの開発元は犯人の口座に「印」をつけることで交換所では換金できないようにしているようです。

ひろゆき氏はこの「印」を無効化する手段を推測しています。それが現実にならなければいいのですが、犯人は何かしらの方法を用いて現金化する手段を講じてくるでしょう。ひとつの見解として読んでみるとおもしろいと思います。

SBIホールディングス・北尾吉孝社長

リンク:2018年3月期第3四半期 SBIホールディングス(株)決算説明会 / YouTube
※コインチェック社について言及している部分は1時間16分あたりから。

SBIホールディングスの北尾吉孝社長は、2018年1月30日に行われた2018年3月期・第3四半期決算説明会にて、コインチェック社の流出騒動について猛批判しました。

コインチェック社のセキュリティ対策については「初歩的な問題」とし、「CMに多額なお金を払い、お金をかけなければいけないところにお金をかけず、客を集めるためだけにお金を使った」と一刀両断。さらに「こういう輩はカス中のカス」と辛辣な言葉で同社を批判。

NEMについても「マイナーな仮想通貨は扱わない」とし、同社が扱うのはビットコイン、ビットコインキャッシュ、XRP(リップル)、イーサリアムのみと発言しています。

コインチェック社の流出騒動とは無関係ですが、SBIは2018年度中にICOの実施を予定しているとのことです。2018年1月30日から試験的に限定したお客さんに向け、XRPを使ったバーチャルカレンシーを提供開始したこと、ビットコインキャッシュのマイニングを同月から開始したことなどを発表しています。

SBIは仮想通貨事業に力を入れているだけに、コインチェック社の流出騒動は看過できない問題です。決算説明会では他にもSBIが今後取り組む仮想通貨事業について発表していますので、関心がある方はご覧になってはいかがでしょう。

出川哲朗の悲劇

コインチェック社の流出騒動が起きる前、お笑い芸人の出川哲朗が出演する同社のCMがよく流れていました。出川哲朗が兄と弟の二役を演じるという内容で、このCMでコインチェック社の存在を知った方も多いことでしょう。

かつて、出川哲朗は「抱かれたくない男」ランキングの上位者で、どちらかというと女性には好かれない芸人でした。それが芸歴30年を越えて好感度が急激に上がり、最近では子供を中心に人気を博しています。

コインチェック社のCM出演も好感度上昇が関係していたと思われますが、そんな矢先に流出騒動が起き、CMは放送中止になりました。流出騒動の影響で出川哲朗が出演したCMは海外メディアにも取り上げられ、不本意な形ながらも出川哲朗の名が海の向こうに知れ渡ることに。

出川哲朗と言えば「ヤバいよヤバイよ」が口癖として知られていますが、コインチェック社は本当にヤバイ事態になっています…。出川哲朗は流出騒動とは無関係ではありますが、広告塔としてCMに出演していただけに巻き込まれる形になってしまいました。

さらに、金融庁がコインチェック社に下した、業務改善命令の反省文の提出期限が出川哲朗の誕生日に設定されたことがネットで話題になっています。しかも、その日はアメリカ史上初の銀行強盗が起きた日ということで、「銀行強盗の日」になっているのだそうです。

偶然の一致ではありますが、お笑いでも神がかり的な奇跡を引き起こす出川哲朗だけに、さすがとしか言いようがありません(笑い事ではありませんが)。

※追記(2018/2/23)
つい先日、日本円の出金が可能になりました。当日の出金総額は400億にものぼったそうです。また、倒産の心配は少なくともなくなったと考えていいのではないでしょうか。

あとは、いつ取引可能になるか気になりますね!要注目です。

おわりに

過去規模の不正流出となった今回の事件をきっかけに、各取引所のセキュリティ対策が注目されることになるでしょう。

本記事では触れませんでしたが、コインチェック社はNEMをホットウォレットで保管していた、マルチシグを導入していなかったことなどが流出の原因とされています。仮想通貨交換業者が金融庁・財務局への登録が必要になったことも含め、安心できる事業者か調べた上で利用するか判断してくださいね。

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