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アップルは2500億ドルの現金貯蓄をはたいてNetflixを買収できるだろうか?

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JPモルガンは、iPhoneによる収入が減少し他の収入源を求めているアップルが、NetflixあるいはSonosやActivision Blizzardのような会社を買収するのではないかと推測しています。先週の業績発表で、アップルは2450億ドルの現金貯蓄の上に座っていることを明らかにしました。

 

また、Appleが2018年初頭からひそかに「ゲーム用Netflix」と形容される定額制ゲームサービスを計画していたことを、1月の終わりにChedderが報じました。この開発はおそらく初期段階にあり、この携帯電話メーカーにとっては役に立たないもので終わる可能性もあります。

 

アップルの優位性を守るための戦略か?

アップルが最も価値あるアメリカ企業というステータスを確たるものとするには、行動が必要であることは明らかです。現在、アップルとマイクロソフトがこの名誉を競っていますが、アップルはまたしてもマイクロソフトを上回っています。

 

(訳者注:以下ツイート内容)

「業績下方修正ってなに?

 

アップルはマイクロソフトを超えてアメリカで最も高額な一日当たり市場価値のある企業になった。」

(以上)

 

もしアップルがサービスを配信すれば、すぐさま市場を牽引する定額制ゲームサービスを開発することができるでしょう。あるいは、その考えを捨てて、メディアストリーミング大手のNetflixを買収するかもしれません。

 

(訳者注:以下ツイート内容)

「10億近くのユーザー、90%以上の顧客忠誠心レート、95%の満足度、1億2000万の利用料、1年で7500万ユーザーの増加、サービス会社としてのアップルの分析は興味深いものになりつつあります。」

(以上)

 

アップルは既に約10億のiPhoneユーザー・サービス加入者を抱えています。そのうち3億6000万の顧客は、iCloudやiTunesといったアップルのサービスに利用料を支払っています。アップルのアナリストであるHorace Dediuは、大量の計算に基づいて以下のように述べています。

 

「アップルの全ユーザーベースはおそらく9~10億の間でしょう。もし現在10億に達していなくても、12ヶ月以内には10億人に到達することでしょう。」

 

加えて、

 

「10億近くのユーザー、90%以上の顧客忠誠心レート、95%の満足度、1億2000万の利用料、1年で7500万ユーザーの増加、サービス会社としてのアップルの分析は興味深いものになりつつあります。」

 

アップルによるNetflixの買収は技術的混乱の影響を受けない

Bloombergは、毎年の配当の後に生まれる450億ドル以上のキャッシュフローから、アップルの正味現金収支を1300億ドルと見積もっています。JPモルガンのアナリストであるSamik Chatterjeeは、アップルがこの現金の強みを生かすことを投資家たちは望んでいると述べています。

 

「テクノロジー領域でしばしば起こる混乱からこの事業を隔離するためです。」

 

このアナリストは、アップルの買収の見通しについて理論を立てています。このテック企業がこの種の業務展開について知られていないにしても。アップルがこれまでに結んだ契約で最大のものは、2014年にBeats Electronicsを30億ドルで買収したことです。

 

(訳者注:以下ツイート内容)

JPMはアップルが「もし」大きな買収を望んでいるならば、買うかもしれない企業に注目しています。

対象:Netflix、Activision、Zynga、Sonos、Peloton

(以上)

 

JPモルガンは、ゲーム・ビデオコンテンツがアップルにとって「戦略的価値」を持つ分野だと考えています。いずれもアップルが現存する10億におよぶユーザーベースを通じて到達することのできる部門です。このアナリストは、Netflixが最適であると言いながら、このようにも述べています。

 

「我々は、Netflixがささやかな割増額でサービスを提供しそうもないため、このコラボレーションはあまり実現しそうにないと評価しています。」

 

Netflix、アマゾン、ディズニーはピースを全力で求めている。アップルもそうなるか?

メディアストリーミング市場は白熱しています。Netflixはここ数カ月にわたりFAANGの株価を牽引し、株価の大幅な値上がりを経験してきました。同社の現在の利用料の増加は、概して、ポジティブに捉えられています。

 

アマゾンは既に市場のかなりの部分を掌握しています。そして、ディズニーは自社とNetflix間のコンテンツ契約を、独自のストリーミングサービスの開発によって終わらせようとしています。また、ディズニーはFoxを買収し、Huluをディズニー帝国の一部に収めようとしています。この因習的なブランドはおそらくNetflixよりも少ない量と種類を提供し、料金もかなり低く設定することでしょう。しかし、Netflixは人気のディズニー映画や番組を失うことになるのです。

 

アップルもまた、すでにスタンドアロンメディアストリーミングサービスを開発中であり、モルガンスタンレーはそれを2019年初頭には見込んでいます。アナリストのKaty Hubertyは現在、アップルがメディアのセット販売を行うだろうと示唆しています。また、Hubertyはアップル株の力強い上昇傾向を、同社の幅広いサービスとTVストリーミングに基づいて予想しています。彼女はその株の価格目標を221ドルとしています。対して、JPモルガンはアップル株の価格目標を228ドルと見積もっています。

 

アップルがNetflixの買収を決意するか、自社製品で対抗するかに関わらず、そのようなサービスが2019年のアップルの収益を発展させることを目標としていることは明らかです。アナリスト達は自信満々です。そして、アップルが数週間前にiPhone売上のショッキングな修正をなんとかはねのけたことで、株主たちはきっと安心したことでしょう。これらの修正はアメリカ株式市場をぐらつかせました。

 

この記事の翻訳元

Could Apple Buy Netflix with its $250 Billion Cash Stockpile?

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