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アップルに続いて、サムスンが純利益の31%減少を記録:巨大携帯電話メーカーは苦境に陥った?

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アップルが中国の携帯電話市場を取り込もうと奮闘していたことが報道によって示唆されていますが、サムスンも同じような問題を抱えています。

 

サムスン電子は、携帯電話事業の営業利益が33%近く減少したことによって、2018年の第四四半期の純利益が31%減少したことを明かしました。

 

サムスンは純利益の大幅な減少を経験

サムスンのアナリストは、この利益の減少全体を、アメリカ・中国間の貿易戦争を含む様々な地政学的要因が引き起こしたものだと考えています。

 

マクロ経済の不確実性に起因して、同社はメモリ事業の力強い回復は2019年の第二四半期まで起こらないだろうと述べました。

 

「先を見て、サムスンは、マクロ経済の不確実性および主要顧客の棚卸しの調整のために、メモリ事業の需要は第一四半期には弱いままだろうと推測しています」とサムスンは述べました。

 

野村のアナリストであるCW Chungはウォールストリートジャーナルに対して、野村もまたサムスンの2019年は厳しい第一四半期から始まり、段階的に年の公判にかけて回復していくと見ている、と述べました。

 

「サムスンの四半期ごとの収益は、2019年の第一四半期で底に達し、下半期から回復し始める、と我々は推測しています」とCW Chungは述べました。

 

TrendForceは、今年の第一四半期においてダイナミックランダムアクセスメモリ(DRam)の価格は20%以上の下落に向かっており、以後二か月間は同社の困難に拍車をかけることになるだろう、と報じました。

 

しかし、世界経済の鈍化をよそに、韓国を基盤とするこの電子機器大手は、メモリ製品の需要が持ち直すにつれて、6月から好調に推移するだろうと述べています。

 

「2019年、メモリ事業の不調により全体的な年間通しての収益が減少することを同社は見込んでいます。メモリ製品と有機発光ダイオードパネルの需要は下半期から回復していくでしょう」と同社は表明しました。

 

QLED画面の生産、チップ、TV、電化製品を含むサムスンの幅広い事業展開のおかげで、中国などの主たる地域における高級携帯電話需要の弱まりは、同社の全般的な動向にそれほど影響を及ぼしませんでした。

 

しかしながら、サムスンの推定されていた純利益の減少の大きさは、投資家によって驚かれました。

 

過去二週間で、Intel、Nvidia、その他テック企業大手の株価は5~15%の幅の下落を記録し、テクノロジー分野とチップ分野の脆弱性を示しました。

 

Galaxy S10はサムスンの携帯電話事業を再生させることができるか?

今週初め、中国の携帯電話市場で勝つことは困難だとアップルは気付いた、とCCNが報じました。

 

同社が中国における芳しくない業績を貿易戦争のせいにする一方で、アナリスト達は、ユーザーが新しいモデルを購入する必要性を感じなくなったのは、成熟したiPhoneモデルのせいだと示唆しています。

 

サムスンと同社のGalaxyシリーズは、中国市場において同様の問題に直面しています。より安価な代用品を提供するHuaweiとOppoが強い存在感を放っているため、高価なプレミアムモデルで中国の消費者をターゲットにするのは難しいことが判明しています。

 

いくつかの報道では、サムスンの主力商品である新しいGalaxy S10は同社の携帯電話事業を再生させることができるかもしれないと言われています。

 

The Vergeの報道によると、サムスンはGalaxy S10の発表が「今後数カ月の売り上げと業績のテコ入れとなり」、それに続く期間に同社を回復させるだろうと考えています。

 

確認はできていませんが、サムスンは、新世代とミレニアル世代を惹きつけるであろうSamsung Payを通じて、暗号通貨ウォレットを自社のGalaxy S10モデルに合体させる取り組みを行っていると噂されています。

 

The Korea Heraldを含む地元紙は、Samsung Payが暗号通貨ウォレットを、1000万以上のユーザーに利用されている人気の決済アプリに合体させる可能性があると報じています。これにより、競合するデジタル決済アプリに対する優位性がもたらされるでしょう。

 

この記事の翻訳元

Why Samsung Recorded a 31% Net Profit Drop: Are Big Phone Makers in Trouble?

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