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アップル、iPhoneの生産を削減。しかしCEOのティム・クックは現金を得る

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分散化と公平性への賛成意見でしょうか?アップルは生産レベルを削減し、それによりダウ・ジョーンズ指数と世界的な株式市場は今日またもや転換しそうです。同時に、CEOのティム・クックはこれまでで最高額のボーナスを銀行に預け入れようとしています。

収益予想の減少を受けて、アップルはiPhoneの生産を大幅に削減

予測を下方修正したのち、アップルは生産プランを再度削減しました。同社は今後三カ月にわたるiPhoneの生産を10%近く削減する予定であり、売り上げ予想が更に下がることを示唆しています。

iPhoneの生産が見直されたのは実に二度目のことであり、アップルが衝撃的な新年の新事実を期待していた可能性を示す更なる兆候です。この事実はアップルの株価を10%下げました。その衝撃でダウ・ジョーンズは500ポイント下落し、アメリカとアジアの市場も影響を受けました。

過去五日間のダウ・ジョーンズ工業株平均 ソース:TradingView

アップルが経済と社会に与える影響は?

アップルの新事実は世界的な不確実性を増大させています。販売量の縮小は、中国経済の鈍化に起因しています。その鈍化や、アメリカでも予想される鈍化は、貿易紛争やその他要因、例えば金利引き上げの可能性等によって動かされています。

事実上、すべてはつながって循環しており、すべて中央集権化の実例です。我々の日々のデジタルな習慣や、ひとつの会社が世界経済に対してこのような強い影響力を持つことは、ほとんど信じがたいことです。我々の日々のデジタルな習慣――我々が見るもの、読むもの、聞くもの――は我々の行動に影響します。中でも、アップルのような大企業、フェイスブックやグーグルなどは、我々のデータを取り、それによって利益を得ています。

自由で公平な市場ではない

金利の上昇、貿易紛争、それに続く関税なども、我々が自由で公平な市場にいるのではないということを示しています。事実、金融政策は必要です。しかし、以前の金融政策のせいで必要になっているのであって、自由市場への適応の要求によるわけではないでしょう?

アップルのCEOであるティム・クックは1200万ドルの決算期ボーナスを2018年9月に受け取ったばかりです。その間、アップルはこれまでで最大の利益を報告しました。同社の価値は1兆ドルを超えています。

12ヶ月間でクックが受け取った金額はトータルで1億3600万ドルです。彼は300万ドルの給料と、10年の株式報酬の配当金1億2100万ドルを受け取りました。もしそれで足りなければ、彼は70万ドル近くの手当てを受け取っています。WSJはティム・クックへの支払いを22%上げました。

クックは目標を変えつつあり、データプライバシーのための戦いに参加したり、大きなテック企業の持つ力を批判したりしています。しかし彼自身が、世界経済に対して信じられないほどの力を行使し、それによって巨大な収入を得ています。

iPhoneの卸売業者は前の11月からすでに人員削減を始めており、他の業種でも削減が行われる可能性があります。Foxconnは10万人の人員削減を2018年末までに行うことを計画しています。2、3カ月前は、同社は直接卸売業者の一つに過ぎませんでした。現在の影響を考えてみてください。更に古い報告では、アップルは中国国内に150万人の従業員を抱えており、iPhoneに関わる従業員は1時間当たりわずか3ドルを超えるほどだけ稼いでいました。

アップルの株式は今日も上がっていますが、iPhoneの生産の削減のニュースが市場を転換させる可能性はまだあります。

今日のアップルの株価 ソース:TradingView

もし、分散化と公平性、より公正な権力と富の分配に対する賛成意見があるならば、それはそれでいいでしょう。その間も、アメリカ大統領であるドナルド・トランプは、国家の非常事態と見なすことを先送りにしましたが、アメリカと周辺国家との間に壁を築くことができないために、政府の閉鎖を続けています。

この記事の翻訳元
Apple Cuts iPhone Production, But CEO Tim Cook Cashes in

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