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アジア有数のオンライン小売企業Qoo10、ブロックチェーンを動力とした加盟店手数料無料のEコマースプラットフォームを開発へ

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イーサリアムプロトコル上に構築されたブロックチェーン基盤のオンライン市場が、Eコマース企業であるQoo10によって2019年1月1日に発表されることを、Tech in Asiaが報じました。

QuuBeとして知られるそのブロックチェーン基盤の市場は、Q*coinと名付けられた独自の暗号通貨を備えています。現在、QuuBeの買い物客の支払い方法としてのみ許可されているQ*coinは、セブンイレブンの店舗で購入することができます。Qoo10は、価格の不安定さのため、他の暗号通貨をQuuBeで使えるようにしようとは考えていません。

Qoo10のCEOであるKu Young Baeによれば、このプラットフォームはこれまでの市場とは違い、10%の加盟店手数料を決済ゲートウェイ手数料と同じように撤廃し、顧客により良い条件を提示します。その理由のひとつが、加盟店と買い物客の間の取引の立証にスマートコントラクトを利用することで、管理コストを削減するのにブロックチェーン技術が役立つからです。

加盟店手数料も決済ゲートウェイ手数料もなし。必要なのは広告費だけ

Qoo10の収益モデルは主として広告であり、加盟店はプラットフォームアプリとウェブサイトの広告スペースに必ず手数料を支払います。

Kuは、ブロックチェーン規則が提案する分散型規則は、銀行口座を持たない人々のコミュニティが金融機関に加わらなくても経済活動に参加する手助けとなると言います。

「普通はお金を銀行に預けますよね。民間企業のモバイルウォレットにお金を入れたいとは思わないでしょう。その会社は破産するかもしれないし、データを変えてしまうかもしれないし、お金が盗まれるかもしれない。信用が築かれない限り、ウォレットへの継ぎ足しが同じだという確信を得ることはできません。これらのハードルはブロックチェーンによって解決されます、なぜならブロックチェーンウォレットは我々がアクセスも変更もできないものですから。持ち主だけがアクセスできるものです。」

決済手段

2年間の総販売量が10億ドルに達することを目標としているQoo10は、そのトークンが取引に適したものになるように、ビットコイン等の暗号通貨と同じ価格の不安定さを経験しないように守ることに頼っています。現在のところ、1つのQ*coinは1ドルで販売されており、同社は100万トークンが販売される毎に、価値の上昇を見越して、その価格の上方修正を行う意思を表明しています。

QuuBeにより多くのユーザーを呼ぶために、同Eコマース企業は、インセンティブの提供を伴うマーケティングキャンペーンを展開しようとしています。その中には10万ドル超に相当するQ*coinの配布が含まれています。

現在、Qoo10は一日当たり600万のアクティブユーザーを誇っており、その大半は香港、中国、マレーシア、インドネシアの人々です。そのプラットフォーム上には約40万の商品が掲載されています。QuuBeブロックチェーンネットワークの開発者は韓国を拠点としており、運営、販売、マーケティングを行う従業員はシンガポールにいます。

この記事の翻訳元
Leading Asian Online Retailer Qoo10 to Launch Merchant Fee-free Blockchain-Powered Ecommerce Platform

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