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dAppsでブロックチェーンがゲームになる!?今話題のdAppsを徹底解説!

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皆さん、dApps(ダップス)という言葉を聞いたことはありますでしょうか。仮想通貨に興味がある方はご存知かもしれません。dAppsには、仮想通貨でもおなじみのブロックチェーン技術が使われており、スマートフォンを中心にしたゲームへの利用に注目が集まっています。

この記事では、dAppsの仕組みや現状での利用状況、今後の展望について徹底解説します!

dAppsとは?

dApps(ダップス)とはDecentralized Applications(ディセントライズド アプリケーションズ)の略で、直訳すると「非中央型のアプリケーション」となります。

これは、中央のサーバにより管理されるのではなく、分散型で運営されるアプリケーションのことを意味します。呼称としては、「ダップス」ではなく「ディーアップス」と呼ぶ人もいるようです。

dAppsの仕組みとメリット

dAppsの仕組みと、そのメリットについて解説します。

従来は、中央にアプリケーションやそれを運営するサーバがあり、ユーザはそれに接続し利用していました。一方dAppsは、どこか単独のサーバにアプリケーションが存在するわけではなく、ネットワーク上に分散するようにアプリケーションが存在する形となります。

そのため、従来であれば中央のアプリケーションに不具合が発生した場合や、サーバが故障した場合、アクセスや負荷が集中した場合などには、システムがダウンしてしまいます。

分散ネットワークでは数個のサーバ(ノード)が故障してもネットワーク全体は正常に稼働し続けるため、その上で動いているアプリケーションも障害に強いという特徴を持ちます。

dAppsの例

dAppsの例を紹介します。

分散型取引所(DEX)

DEXとはDecentralized Exchanges(分散型取引所)の略称です。従来のような取引所は中央集権型で行われており、取引所が顧客の資産や情報を管理しています。したがって、取引所の利用者は取引所の信用に基づき、取引を行っていました。

しかし、中央集権型の取引所では、取引所がハッキングなどの集中攻撃をされたときに深刻なダメージを被ることや、運営側の人為的ミスや政治的判断で個人資産に被害が及ぶことがある、といったデメリットがありました。

DEXでは、ブロックチェーン上に取引の情報が記録されますので、記録の改ざんのリスクが非常に低く、分散型で運営されるため、ハッキングや人為的操作に強い、といったメリットがあります。

予測市場

dAppsは中央管理者が不在となるため、未来予測市場(ギャンブルなど)との相性も良いです。

賭け事では通常胴元がおり、胴元が運営や賭け金の管理、不正防止の取り締まりなどを行う代わりに、仲介料を徴収していました。しかし、dAppsの活用により、中央による管理が必要となるため、仲介料を未来予測市場の参加者により多く還元できるようになります。

具体例としては、イーサリアムのシステムを利用して開発された、未来予測市場のプラットフォーム「Augur(オーガ)」があります。

【参考】Augur | A Decentralized Oracle & Prediction Market Protocol

Cryptokitties(クリプトキティ)

2017年11月23日にリリースされたクリプトキティは、世界初のブロックチェーンを使ったゲームであると言われており、世界で最も遊ばれているdAppsゲームと言っても過言ではありません。

子猫(キティ)を交配させ、新しい種類のキティを育成していくシミュレーションゲームです。特徴は、交配したキティをマーケットで販売し、仮想通貨を獲得できること。レアなキティを育成し、販売すれば、一攫千金も夢ではありません。

実際に、過去には1000万円以上の高値で取引された例もあります。

Etheremon(イーサエモン)

クリプトキティの成功により、多くの企業がdAppsゲーム開発に参入します。Etheremon(イーサエモン)はその中の一つで、モンスターを育成しバトルを行うゲームです。

バトルやランキング報酬、取引所での売買を行うことで、ゲーム内で使えるトークン「EMONT」を獲得でき、新たなモンスターやアイテムの獲得に利用することができます。特に日本人プレイヤーに人気なゲームです。

くりぷ豚(くりぷとん)

「くりぷ豚」は、福岡のゲーム開発会社「株式会社グッドラックスリー」が制作した、日本国内初のdAppsゲームです。

イーサリアムで、3Dのキャラクターを売買、配合することができる育成シミュレーションゲームで、現在、アンドロイドとブラウザで遊ぶことができます。遊ぶためには、ウォレットを用意し、仮想通貨取引所でイーサ(ETH)を購入する必要があります。

【参考】くりぷ豚

dAppsの課題と展望

dAppsの課題としては、処理速度の遅さが挙げられます。プラットフォームの混雑により、ゲームや取引を行いたいタイミングでスムーズに実現しづらい状況となっています。

また、利用や取引の複雑さも課題です。マーケットが成熟していないため、ウォレットの作成や仮想通貨の獲得、取引など、多くのケースで、B to Cで運営するには複雑とも思える手続きをユーザが行う必要があります。

しかし、dAppsには、これまで中央集権により発生してきた課題を大きく解決できる可能性があります。そのため、これからさらなる発展や普及が期待されます。

おわりに

今回は、dAppsについて解説しました。遠くない未来、dAppsが日常に当たり前のように普及しているかもしれませんね。

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