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ステーブルコインは暗号通貨取引所の外で牽引力を発揮し始めている

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Diarに公開された統計によると、ステーブルコインのオンチェーンのトランザクション活動は9月から1000%以上も増加しました。暗号通貨取引所内部で取引される、1日当たり数十億の量については論じられていません。

この統計は、テザー(USDT)の大半がBitfinexや他の暗号通貨取引所に存在し、オンチェーンの用法が全くなかった過去から変化しています。その理由の一つには、主たる取引所であるBitfinexがリアルな流動性を持っていたため、またもう一つには、それが取引に最適な場であったためでした。近頃ではそれは変化しており、Bitfinexがテザーの中立性を実装しているほか、別のステーブルコインも市場に参入しています。

TrueUSD、Paxos Standard、USD Coin、Gemini Dollarのオンチェーン活動を合わせると、それらが誕生した9月頃から、50億ドルを超えています。

オンチェーントランザクションの量は、それらのステーブルコインが何をしているのかという疑問を呼び起こします。その答えは、ステーブルコインは、増加しつつある取引所に管理を任せる代わりに、取引所間を動き、所有者のウォレット内で定期的に保証されているということです。

TrueUSDのオンチェーントランザクションは圧倒的に多く、USDCは二番手でPAXが最下位です。しかしながら、送金されたPAXの総額はUSDCよりも多く、ステーブルコインの取引量全体のうち18億ドルを占めています。

全Gemini Dollarの約65%はHuobiが保有

この記事の調査にあたり、記者はGemini Dollerについて興味深い事実を発見しています。GUSDの所有者のトップ3のうち、ふたつはHuobiが所有するアドレス(それぞれHuobi_3とHuobi_7という名前です)であり、そのふたつの間で、Geminiの総数のうち51%、価値にして4440万ドルを保有しているということです。二番手の所有者であるOKExは、マルタの大きな取引所で、過去はアジアを拠点としていました。Huobiは五番手にもついており、更に500万ドル以下を保有しています。いくつかの他の枠も合わせると、全体の約65%のトークンを保有しています。

指摘すべき点として、それらの保有者は暗号通貨取引所そのものでなく、取引所のユーザーである場合が非常に多いということです。そしてそれは、GUSDについて、記事の中で言及されている他のステーブルコインとは少し違った物語を教えてくれます。OKExの保有量とHuobiの保有アドレスの合計で、少なくともGUSD全体の78%がこのふたつの取引所によって保有されています。そのどちらもGeminiではなく、それはステーブルコインが取引所にとって有用な構成品であるという前向きな兆候です。

Huobiは最近、すべてのステーブルコインを代表した交換専用の製品であり、様々なトークン間における交換を可能にする内部シンボルをHUSDと名付け、一本化されたステーブルコイン市場に移行しました。

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