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フィリピンの汚染されたビーチの清掃を行うマニラ市民に対してイーサリアムが支払われる

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イーサリアム(ETH)ネットワーク基盤の分散型アプリケーション(dApp)が、フィリピンのマニラの市民による、同国の首都の深刻に汚染されたビーチの清掃に対しETHで報酬を与えます。

イーサリアムの共同創立者であり、世界最大のブロックチェーンソフトウェア開発会社ConsenSysのCEOであるJoseph Lubinは、次のように述べました。

「マニラの世界で最も汚染されたビーチの清掃を2、3時間行うことで、イーサリアムが支払われます。Bounties NetworkとConsenSys Impactは、人々の寄付が仲介人を通さず直接的に物事を引き起こす新しいモデルを証明しています。」

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報奨金はブロックチェーン技術の実行可能な活用法であると見なされてきましたが、それはブロックチェーンネットワークの公的台帳を利用して、参加者に透明性のある報酬を与えるからです。

イーサリアムベースのdAppであるBounties Networkでは、プラットフォーム上のだれもが、多種多様な理由や戦略によって報奨金を作成し、参加者にイーサリアムで支払うことができます。

最近、ニューヨークを拠点とするConsenSysの子会社であるConsenSys Impactは、「海のための基金:フィリピンパイロット―持続した確かなプラスチック清掃」と名付けた非営利の戦略を導入し、同国におけるブロックチェーンの利用を奨励しようとしています。

「プラスチック汚染によって年間100万羽の海鳥と10万匹の海洋哺乳類の命が失われています。魚がプラスチックを食べ、我々が魚を食べます。プラスチックによって毎年80億ドルものダメージが海洋エコシステムに与えられています。海のための基金で、我々はあらゆる場所にいる人々に、広範囲かつ長期にわたる行動の変化の方法として、直接的なプラスチック清掃への協力の確かな証明を提示するよう求めています。中央機関に頼らず、そこへ出かけて自分自身の手で行うのです。」とプログラムには書かれています。

その戦略は、フィリピンで人気の観光地であり、透明な海水、評価の高いダイビングスポット、典型的な白くきめ細かい砂浜で知られるボラカイ島が、深刻な汚染に苦しめられた後に再オープンした時期にあらわれました。

フィリピンは、ブロックチェーンを基盤とした非営利の戦略を始めるのに理想的な地域とされていますが、それは同国がビットコインのような暗号通貨を適法な決済手段として採用し、中央銀行が公式にビットコインを送金方法として認めているからです。

結果として、地域のユーザーに顕著な流動性を提供したCoins.phのような現地のプラットフォームの働きにも助けられ、ビットコインやイーサリアム他主要な暗号通貨の利用は急速に増加しました。

主要な商業銀行、送金業者、クレジットカード会社、電力会社、コンビニエンスストアとの提携を通じて、Coins.phは暗号通貨ユーザーがデジタル資産を何万もの場所で入出金できるようにしました。東南アジア最大の暗号通貨アプリケーションの座にとどまるそのプラットフォームは、現在、500万ものアクティブユーザーを抱えています。

ConsenSysとユニオンバンク

5月、ConsenSysは、国内におけるリアルタイムリテール決済システムのパイロットテストを5つの地方銀行にて実施するため、フィリピン最大の商業銀行のひとつであるユニオンバンクとの戦略的提携を確保しました。

その際、ユニオンバンクの技術・運営責任者であるHenry Agudaは以下のように述べました。
「このブロックチェーンプラットフォームがあれば、人々はなにも消費することはありません。i2iアプリをパソコン、タブレット、スマートフォンにロードすれば、ブロックチェーンに接続された銀行から銀行への取引を行うことができます。」

ConsenSysを含む数多くの企業や、韓国で注目を集めるいくつかの複合企業は、それぞれと、取引相手と、またフィリピン国内の暗号通貨ベンチャーと協働し、同国内の市場における飛躍的な成長率を維持する手助けをしています。

この記事の翻訳元
Residents of Manila Paid in Ethereum For Cleaning Up Polluted Beaches

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