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xRapidで国際送金が手数料タダに!?XRPによる画期的な送金システムの概要を徹底解説!

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今この瞬間も、全世界ではさまざまなお金のやり取りがなされています。国家間、企業間、個人間……これら全て、国際的な送受金に関して言えば為替が必要となるのは皆さんもご存知のところでしょう。

そして、そこに必ず付帯してくるのが「手数料」などのコスト。個人間でしたら数百円~数千円単位で済むかもしれませんが、取引の額が大きくなればなるほどこのコストはどんどんと嵩んでいきます。

しかし今回、この問題に対するひとつの解決策が提示されたのかもしれません。2018年10月、仮想通貨プラットフォームRipple(リップル)を開発しているRipple社から、「xRapid」という新たな銀行間国際送金システムがリリースされたからです。

これにより、銀行間送金の簡易化・コスト削減が見込め、結果として私たち個人や企業にとっても非常に有益なものとなっていくでしょう。ということで今回は、さまざまな企業や方々へと必ずや役に立つであろうxRapid、その概要をご紹介していきます。

xRapidとは?

xRapidとは、先述した通りRipple社からリリースされた銀行間国際送金システムです。2018年10月2日にリリースされ、MercuryFX、Cuallix、Catalyst Corporate Federal Credit Unionという国際的な3つの金融機関がxRapidを採用したと発表されました。

従来にもxCurrentという法人間コミュニケーションツールがRipple社からは発表されていましたが、今回はまた違った趣を持つツールがリリースされた形となります。

そんなxRapidは、送金元の通貨を送金先の通貨へと変換する間に仮想通貨XRPを噛ませ、インターネット経由で送金を行うことで送受金にかかるコストを削減するという仕組みになっているのです。

例えば現在、世界中でよく用いられている国際送金の方法として「ノストロ口座方式」という手法があります。これは送金元の銀行が送金先の銀行に口座を持っておき、あらかじめそこへ現地通貨を預けておくことで通貨為替を円滑にするという方式です。

一見この方式は優れているようにも感じられますが、SWIFT(国際銀行間通信協会)という機関を通さなければならないこと、情報の伝達や経由などへ非常にコストや時間がかかるなどという問題点があり、以前から新たな送金方法が模索されていました。

また、各銀行はあらかじめ各国にプール金を持っておかなければならないという問題点もあり、このプール金は全世界でおよそ3000兆円とも言われているのだとか。

そして今回、満を持してこのxRapidが発表された形となります。これにより、迅速な送金が出来ること、コストが大幅に削減されること、プール金を市井に流されることによる景気向上などが期待されることでしょう。

xRapidの導入例

そんなxRapidは、冒頭でもご説明した通りMercuryFX、Cuallix、Catalyst Corporate Federal Credit Unionという3つの金融機関が現在採用しています。

例えばロンドンに基盤を持つ金融サービス企業MercuryFXでは、試験的にヨーロッパ・メキシコ間の国際送金をxRapidに置き換えコスト削減を図っています。

また、アメリカにて各信用組合や会員に金融サービスを提供している合同金融機関Catalyst Corporate Federal Credit Unionも、所属している各加盟メンバー・組織が利益を得られるよう、xRapidを通して新たな決済サービスを開発していくと表明しています。

もちろん、今後xRapidの加盟金融機関は増加していくでしょうし、そう予測されているとRipple社は表明しています。もしかしたら日本の金融機関も導入する日が来るかもしれません。

そんな日々が来ることを夢見つつ、定期的に情報収集を行っていくことをお勧めします。

おわりに

今回は、先日Ripple社より公表されたxRapidについてご紹介して参りました。こういった取り組みこそ、仮想通貨やブロックチェーンなどといったインターネット技術による産物の真髄とも言えるでしょう。

今後、さらに技術が進歩していくにつれ、もっと利便性の高いツールが出てくることでしょう。それに対して社会が適応できるか、人々がそれを受容できるのか、うまく利用していけるのか……。そんなことをこのxRapidは訴えかけているのかもしれません。

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