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新しいセキュアなブラウザ「Brave」にはブロックチェーン技術が使われている!?その詳細を徹底解説!

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皆さんは、「インターネットブラウザ」と聞くとまずどんなブラウザを思いつくでしょうか?

「Internet Explorer」、「Google Chrome」、「Firefox」、「Opera」……。過去に消えていったブラウザを含めると、世の中には100を超える種類のブラウザがあるとさえ言われています。

そんな群雄割拠のブラウザ界隈に、また新たなブラウザが誕生しました。その名も「Brave」。しかもこのBraveはただのブラウザではなく、なんとブロックチェーン技術などの仮想通貨技術を基盤としたブラウザなのです。

ということで今回はこのBraveについて、その仕様や機能をご紹介していこうと思います。

Braveとは?

それでは改めて、Braveについて簡単なご説明をさせて頂きましょう。

Braveは、2015年にBrave Software社からリリースされたChromiumベースのインターネットwebブラウザです。

このBraveの一番の特徴は、何と言っても標準で広告ブロック機能が付いていることでしょう。BraveではWebページに表示される広告をブロックし、代わりに自社経由の広告を表示させることでBrave Software社が利益を得る仕組みが実装されています。

もちろんこの仕組みには賛否両論ありますが、表示時間が若干高速化されるなどユーザーに対する恩恵もあり、ローンチから現在に至るまで多くのユーザー、特にミドル~ロースペックな端末を持つユーザーから支持されています。

仮想通貨と親和性の高いBrave

このように、だんだんとユーザーの幅を広げつつあるBrave。そんなBraveは、リリースされた後から今まで、非常に高い仮想通貨への親和性を見せているのです。

例えば、Braveを開発しているBrave Software社は2017年6月ごろ、開発資金調達のため自前の仮想通貨「BAT」を発行し、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)を行うことでおよそ3500万ドルを調達したと言われています。

この3500万ドルという額はものの30秒ほどで全世界より集められたもので、なんとこの時点ではICOにおける世界最高額だったのだとか。

また、この「BAT」は現在Braveにおける広告事業でも大活躍しています。上にも記したようにBraveは独自の広告をユーザーが閲覧したサイトに表示させますが、ユーザーがその広告をクリックするとその対価として、ユーザーにもBATが支払われるという仕組みになっているのです。

これにより、ユーザーも広告閲覧による報酬を得られるためより積極的に広告をクリックするようになり、BATの支払いによる損失を鑑みてもBrave Software社は大きな利益を得ることとなりました。

また、他にもBAT関連の機能がBraveには存在しています。Braveには、ユーザーが自らの持つ運営サイトを登録すると、Brave経由でそのサイトを見た他のユーザーがBATを投げ銭出来るシステムが存在するのです。

このように、Braveには仮想通貨を用いたさまざまな機能が存在しています。これこそ、Braveがより広いユーザー層に受け入れられつつある所以だと言えるでしょう。

Braveにはブロックチェーン技術が使われている?

また、Braveには仮想通貨の基盤となっているブロックチェーン技術も多く用いられています。例えば先に述べた「投げ銭」の機能には、ブロックチェーン技術を用いることで不正な利用・アクセスがされないような仕組みになっています。

もちろん、ブラウザ側に保持されているBATもブロックチェーン技術に裏打ちされたものであるため、セキュリティ面での懸念は解消されていると言えるでしょう。

他にも、Braveではブロックチェーン技術を用いた面白い取り組みが多く為されています。例として、ブロックチェーンスタートアップ「Civic」とのコラボレーションが挙げられるでしょう。

Civicは「再利用可能なKYC」サービスを展開していることで非常に有名な会社です。KYCとはKnow Your Customerの略で、単純に言ってしまえば仮想通貨取引に付随する身元確認のようなもの。

原則、銀行口座との連携、多額の仮想通貨取引などを行う際にはKYCを毎回毎回行う必要がありますが、Civicが提供しているサービスを用いることでその手間を省くことが出来るのです。

そしてBraveとCivicが各々のブロックチェーン技術をコラボレーションすることにより、BATトークンの受け渡しが今までに比べ非常に効率化・高速化するのではないかという見通しが立っています。

他にも、Braveには非常にさまざまな先端技術が取り入れられています。今後、ブラウザシェアの勢力がBraveによって塗り替えられる日も近い……のかもしれません。

おわりに

今回は、新進気鋭のWebブラウザ「Brave」についてご紹介して参りました。

Braveは未だ多くの革新的なアップデートを残しており、今後も高いペースで支持者を増やしていくものと思われます。

また、開発元であるBrave Software社は非常にプライバシー保護への意欲が高いことで知られており、もしかしたらBraveはWebブラウザ業界の流れを変えていってしまうのかもしれません。

何にせよ、今後の動向が非常に気になるブラウザです。

公式サイト(英語): Secure, Fast & Private Web Browser with Adblocker | Brave Browser

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