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ビットコインマイニング大手Bitmain、IPOに先立って取締役会をシャッフル

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世界最大のビットコインマイニング企業であるBitmainは、報道によると、初期段階にある暗号通貨業界に記録を打ち立てる新規株式公開(IPO)に先立って取締役会の改造を行いました。

Bitmain、取締役会を大幅に改革――CEOのJihan Wuは投票権を失う

北京を拠点とするBitmainについて、中国の放送局である8btcが政府に登録されている企業情報に言及しつつ先週報じたところによると、6名の取締役のうち4名が取締役を辞任しました。

辞任者の中には同社のCEOであるJihan Wuが含まれています。以前は取締役会の執行取締役でしたが、現在は監督役として携わっています。8btcによると、この新しいポジションでは、彼にはもう投票権はありません。彼のいた場所は、現在のBitmainの執行取締役であり経営幹部であるZhan Ketuanに取って代わられています。

他の辞任者はZhao Yifeng、Ge Yuesheng、Zhou Fengであり、彼らはいずれも以前は取締役として従事していました。また、取締役会の監督役であったHu Yishuoも含まれています。

理由は不明確

取締役会の改造の理由はすぐには明かされていませんが、Bitmainと暗号通貨業界両方にとって極めて重要な時期がやってきたと言えるでしょう。

報道によると、取締役会の改造は11月7日に行われました。それは、Bitmainが同社の主力商品であるビットコインマイニング機器の最新バージョンであるAntminer S15をリリースするほんの一日前のことでした。

また、将来的に香港証券取引所(HKEx)で行われる予定のIPOの直前のタイミングでもあります。この売り出しにより、暗号通貨企業としては記録的な資金額の調達が見込まれており、Bitmainに150億ドルの評価額をもたらしたビジネス戦略を立証するものとなります。この金額はアメリカの暗号通貨大手Coinbaseのおよそ二倍にも及びます。

しかし、bitMEXの調査が詳述したところによると、Bitmainは過去数年にわたり、ビットコインキャッシュの買い溜め(それによる価格の急上昇)を含む、いくつかの疑わしい経営判断を下しています。また、マイニングハードウェアに対する消費者の要求を多く見積もりすぎて、同社は急速に価値が下がっていく商品の山に腰掛ける羽目になりました。このような要因が、IPOに先立った改革を決定するにあたって一役買ったのでしょう。

Bitmainにとっての分かれ道となるか?

最終的に、Bitmainの組織改革は、来たる11月15日に実施が計画され、ネットワークを最低でも2つの競合バージョンに分けると約束されている、ビットコインキャッシュのハードフォークに取り組むのだろうか、という疑問を生むことになります。

Jihan Wuは、Bitmain ABCによって開発されたビットコインキャッシュの「公式」バージョンの熱心な支持者であると同時に、Craig Weightの関連会社であるnChainによっては開発され、BCHのマイニングプール大手であるCoinGeekの支持を受けているBitcoin SVの反対派でもあります。

しかし、今や彼は取締役会における投票権を手放したと報じられており、論争が分かれ道に瀕している今、Bitmainがこのような強硬な姿勢を取り続けるかはまだわかりません。同社がBCHの備蓄を使って局面を好ましい方向に変えるかどうかも同様にわかりません。

CCNからコメントを求めましたが、Bitmainの広報から返事を貰うことはできませんでした。

この記事の翻訳元
Bitcoin Mining Giant Bitmain Shuffles Board Ahead of IPO: Report

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