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DTCCのポスト・トレード・ブロックチェーン、プロジェクトのテスト開始にあたり15の銀行が参加

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Depository Trust & Clearing Corporation(DTCC)は、15の国際銀行と共に、同社の主要なブロックチェーンプロジェクトを実装前の最終段階であるテスト段階に進めました。

今日報じられたところによると、テストに参加する銀行のうちのひとつはイギリスを拠点とするBarclaysですが、他の14行の名前は公開されていません。それらは、DTCCのクレジット・デリバティブであるTrade Information Warehouse(TIW)のための同社の分散型台帳とクラウドベースのプラットフォームを、共に検査します。

それが上手く完了すれば、今年の終わりまでにDTCCは「オープンな」テスト段階に移行すると述べられています。その際、他の市場参加者とサービス提供者はテストを行う機会を得ます。テストは2019年の第一四半期までに完了することが期待されており、その後に稼働が予定されています。

TIWのための新しいプラットフォームの構築は、現在のシステムが国際金融業界におけるインフラの極めて重要な要素になって以来発生した、最も大掛かりな企業向けブロックチェーンプロジェクトのうちの一つです。TIWは世界中のクレジット・デリバティブ取引の約98%のライフサイクルイベント処理システムを提供しており、11兆の価値があります。その顧客ベースには一流の国際デリバティブ・ディーラー、2500を超える買い手企業、70以上の国からの市場参加者が含まれています。

5月に行われたConsensus 2018で、DTCCは2019年初頭稼働というスケジュールを忠実に行うと発表しました。

「業界における能率を向上しコストとリスクを削減するであろう明白な方法として、分散型台帳技術を現実のものとするこのプロジェクトで、パートナーであり同僚でもあるDTCCと協力するのは喜ばしいことです。」と、Barklays投資銀行の最高技術責任者であるLee Braineは述べました。

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DTCCは分散型台帳技術(DLT)に関しては独特のマルチベンダー的な方法を取っています。IBMがプログラム管理・統合サービスを提供し、AxoniがAxcoreブロックチェーンプロトコルに基づいてDLTとスマートコントラクト機能を構築し、R3がソリューションアドバイザーをしています。

また、暫定的に来年度の第二四半期に予定されている、FXオプションや再設計されたクレジットの照合・確認の配信を目的としたテスト段階では、HIS Markitの新しいTradeServプラットフォーム等の主要な金融インフラプロバイダを引き入れようとしています。

TIWは、クレジット・デリバティブ取引、ライフサイクルイベントの実行、支払計算や決済に関わる当事者にとってゴールド・レコードとして機能します。

それは、修正・変更・レートの初期化・終了・企業の活動を含む、取引の開始から完了までのすべてを追跡します。そのすべてはAxoniのスマートコントラクト技術によって自動化されます。

加えてTIWには、ICE、日本証券クリアリング機構、LCH SAのCDSClearからクリアされたデリバティブポジションが含まれます。

この記事の翻訳元
15 Banks Join DTCC Post-Trade Blockchain as Project Enters Testing – CoinDesk

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