ニュース

BMWが支援するブロックチェーンコンペティション、トークンの賞金を自動車技術に提供

Pocket

Mobility Open Blockchain Initiative(MOBI)は、近未来のスマートシティにおいて自動車がどのように通信し、協働し、処理を行うかを調査するための開発「トーナメント」を開始しました。

4ヶ月間のMOBIグランドチャレンジは10月12日に始まり、優勝した技術の公開デモンストレーションがBMWグループの主催によりドイツのミュンヘンで2月に行われる予定です。

賞金は、次世代のモビリティとデータ共有を動かすブロックチェーントークンで贈られます。Ocean Protocolはブロックチェーンを利用したデータ交換プロトコルで、100万ドル相当のトークンを賞金として拠出します。Beyond Protocolは、機械同士の経済活動の分散型台帳の会社で、25万ドル相当を拠出します。

客観的に見ても、今年5月に発足したMOBIの会員には、スタートアップ・自動車メーカー・OEMといった際立ったメンバーが顔を連ねています。MOBIのCEOであり共同創立者のChris Ballingerは、R3コンソーシアムが会員として参加したことをCoinDeskだけに明かしました。

コンペティションについて、Ballingerは、ハッカーソンというよりはむしろDARPAグランドチャレンジとXPRIZEを足して二で割ったようなものだと述べています。DARPAグランドチャレンジは、ロボットの乗り物が自立型ナビゲーションによってモハーベ砂漠を横断する競争です。

実際、このコンペは、次世代のモビリティネットワークを構成する要素を集めて試行する、3年にわたるプロジェクトの第一段階に過ぎない、と彼は語りました。その構成要素には、インフラと自動車間におけるGPSでない位置情報のコミュニケーションや、マイクロペイメント、専用のモバイルネットワークが含まれます。

2004年に開催された第一回のDARPAチャレンジのように、これはほんの第一歩でしかないとBallingerは言いました。彼はまた、DARPAと同じように、民間企業と政府による支援・支持が続くことを期待しています。

「初めからホームランを打てるような人はいません。技術は未熟です。しかし、何年か後には実現が可能になると考えています」と彼はCoinDeskに語りました。

マイクロペイメントと電気自動車

マイクロペイメントとウォレットが初めて現れたとき、人々は自動車が通行権の支払いをできれば、例えば空港に、もっと早く到着できるだろうと考えました。

Ballingerは、そういった事柄や、更に多くのことをやってのけるために、マイクロペイメントは自動車に確実に備え付けられると考えています。共有データに拠る動作により交通量は全面的に減り、安全に運転できるようになると彼は述べました。

「ローカルな専用のネットワークによって自動車をインフラや他の自動車と接続すること、データを共有すること、少額の決済を行うことを構想として持っています」とBallingerは述べました。

これにより、自動車は効果的に「角を回る」ために通行権の支払いをすることができるようになり、車が交差点に近づくときのちょっとしたスピード調節を情報として共有することで事故を避けることができると彼は語りました。

同時に、Beyond ProtocolのCEOであるJonathan Manziは、彼のチームが、バッテリーユニットに組み込まれたウォレットを使いながらお互いをチャージできる、より効率的で先進的な自動運転の電気自動車の開発を試みていると述べました。

「現在、ガソリンが切れた車はガソリンスタンドに行きます。自動運転が可能になった未来では、車は充電ステーションに行き、ワイヤレスで他の車を充電できるようになるでしょう。」とManziは語りました。

この記事の翻訳元
BMW-Backed Blockchain Competition Offers Token Prizes for Auto Tech – CoinDesk

Pocket

関連記事