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ETF企業ブラックロックが仮想通貨市場に参入?参入したらどのような影響を及ぼすか

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世界最大の資産運用会社、ブラックロック。約6兆3000億ドルの資産管理を手掛けると言われているこのブラックロックが、なんと仮想通貨市場に参入するかどうか検討中だとのことです。

いったい、ブラックロックが仮想通貨市場に参入することでどのようなことが起こるのでしょうか? 以下では、ブラックロックの仮想通貨市場参入の可能性について考察していきます。

ブラックロックとはどのような会社なのか

ブラックロックとは、アメリカのニューヨーク州ニューヨークに本社を置く、世界最大の資産運用会社です。グローバル企業としての一面も持ち、アメリカだけでなく、日本を含むアジア、ヨーロッパ、オーストラリア、中近東など世界24ヶ国に拠点を置いています。

扱っているのは株式や債券や不動産など、資産運用や投資に関連するものばかり。約6兆3000億ドルの資産管理を手掛けているとも言われており、小さな国の国家予算に匹敵するぐらいの資産を運用している、ということになるのです。

ETFとはなにか?

それでは次に、ブラックロックの主な業務であるETFについてご説明したいと思います。

ETFとは、上場投資信託(Exchange Traded Fund)のことで、簡単に説明すると、証券取引所に上場している投資信託を指します。日本のETF企業だと、大和証券のダイワ上場投信などが該当するでしょう。

ブラックロックは上場投資信託へ非常に長けており、現在の取引のうち大半はこのETFによるものだとされています。

もちろんETFだからとは言え、そのメリットとデメリットは通常の投資信託となんら変わりません。上場した投資信託だから、儲かるのは間違いなしという考えを持っている人は、その考えを捨てて、リスク管理を徹底しなければならないでしょう。

ちなみに投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつにまとめて、そのお金を元手にプロの専門家が株や債券などに投資して運用する、というスタイルを取った金融商品のこと。

投資対象の株や債券の価格が変動することで損益を得るため、急激に値下がりし、損失を受ける可能性もあることを覚えておきましょう。

ブラックロックがビットコイン先物への参入を検討?

それではようやく本題の、ブラックロックによる仮想通貨投資の話へ移らせて頂きます。先日、ブラックロックが仮想通貨への投資可能性を評価するべく、組織内にワーキンググループを設置したという情報が流れました。

ワーキンググループとは、特定の作業を行うことを目的に人材を集合させた作業部会のこと。つまり、ブラックロックが仮想通貨の評価や投資の検討を行うべく、このワーキンググループを設置したということになります。

そんな中でも注目すべきは、ブラックロックがビットコイン先物への投資を検討しているということです。

ビットコイン先物とは、文字通りビットコインを対象とした先物取引のこと。これは通常のビットコイン取引よりもリスクが高い取引で、ビットフライヤーやビットバンクなどの日本取引所でも、すでにビットコイン先物を扱っています。

そのビットコイン先物にブラックロックが参加するとなれば、ブラックロックから「ビットコインが急激に値を上げたり下げたりしない、信頼出来る通貨だ」とお墨付きを得たようなもの。これにより、ビットコインの急激な価格上昇が期待出来るでしょう。

実際に参加したらどうなるのか

それでは仮に、ブラックロックがビットコイン先物や仮想通貨市場への参加を決めたとしましょう。その場合、ブラックロックの資産管理範囲である約6兆3000億ドルの一部が、仮想通貨市場に流れると見込めます。

ではその流入額が、全体資産の1%だったとしましょう。約6兆3000億ドルの1%は、単純計算で約630億ドル。つまりその約630億ドルが、仮想通貨市場に流れるかもしれないということを意味するのです。

これらより、ブラックロックが仮想通貨市場に参加するとなれば、仮想通貨ユーザーにとって、これ以上の衝撃的なニュースはないでしょう。通貨価値が保証されるのみならず、市場への大きなテコ入れがなされることにもなるからです。

「参加を検討中」だけでも仮想通貨が伸びつつある

仮想通貨に参加するユーザーの多くが、ブラックロックによる仮想通貨市場への参入について、情報を得ています。それに伴い、新規に仮想通貨の参入を決めたというユーザーも多くいると推測され、結果として現在、仮想通貨市場は拡大しつつあります。

仮想通貨に参加するユーザーが増えれば増えるほど、仮想通貨市場は全体的に活性化し、仮想通貨の価格上昇が見込めるでしょう。なぜなら、仮想通貨ユーザーが増えるということは、仮想通貨の需要が高くなることにつながるからです。

ブラックロックが実際に、仮想通貨市場への参加を決めたとなれば、ビットコインはさらに伸びるだろうとユーザーは考え、ビットコインに対して積極的に投資すると考えられます。

ただし、まだ現状として、ブラックロックによる仮想通貨市場への参加は検討段階。もし参加しないと決まれば、仮想通貨市場が全体的に値下がりする可能性がある、または現状維持に終わる場合もあることを覚えておきましょう。

終わりに

世界最大のETF企業であるブラックロックが仮想通貨に関心を持っていることに、全世界の仮想通貨ユーザーは注目しています。さて、ブラックロックは仮想通貨市場に参入するのでしょうか、あるいは参入しないのでしょうか?

もちろん、仮想通貨の評価や投資への検討を行うワーキンググループの設置が行われていることからも、ブラックロックが仮想通貨市場に参加する可能性は十分にあり得ると考えていいでしょう。しかし、油断は禁物です。

今後のブラックロックの動向について、注視していくべきでしょう。

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