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GMOやDMMも参入するクラウドマイニングとは?基礎からメリット・デメリットを解説

2017-11-25

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クラウドマイニングは、手軽にマイニングに参加できるとして人気です。GMOとDMMがクラウドマイニングへの参入を表明するなど、日本での注目度も上がっていますので、クラウドマイニングに興味がある方も多いかと思います。

その一方で、クラウドマイニングの仕組みがよくわからず、なかなか手を出せずにいるという方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、クラウドマイニングの基礎からメリット・デメリットまで詳しく解説します。クラウドマイニングについて分かりやすくまとめていますので、仮想通貨のマイニングに興味がある方はぜひお読みください。

マイニングに関しては、別記事で詳しく解説しています。マイニングがわからない方は、まずこちらをお読みください。

参考記事:ビットコイン初心者でもわかるマイニング(採掘)の基礎講座(Q&A形式) | 仮

クラウドマイニングとは?

クラウドマイニングは、マイニングを行っている企業に利用料を払い、代わりにマイニングをしてもらうサービスです。業者にマイニングを丸投げすることができるので、手軽にマイニングを始められます。

海外のクラウドマイニングだと、「Genesis Mining(ジェネシス・マイニング)」や「HashFlare(ハッシュフレア)が有名です。コンピューターのリソースには限りがあるので、品切れになることもあります。

クラウドマイニングを始める人が増えたり、価格が高騰したりすると、品切れになる可能性が高くなるでしょう。

「HYIP(ハイプ)と呼ばれるビットコインで行う高収益プログラムがありますが、これはクラウドマイニングではありません。クラウドマイニングも投資の性質がありますが、投資商品であるHYIPとは異なります。

通常のマイニングと何が違う?

通常のマイニングは、自分でマイニング機を用意する必要があります。マイニング機というのは、マイニングをするための高性能なコンピューターのことです。

一方、クラウドマイニングは、自分でマイニング機を用意する必要がありません。業者のマイニング機のリソースを借りてマイングを行うため、高性能なコンピューターを持っていなくてもマイニングができます。

マイニングを業者に丸投げし、支払った額に応じて配当が変わる仕組みであるため、投資の性質があることは否めません。たとえるなら、委託と投資の中間といった感じでしょうか。自分でマイニングをするのではなく、業者に任せてマイニングをするのがクラウドマイニングです。

クラウドマイニングのメリット

設備投資が不要

クラウドマイニングは業者が保有するマイニング機を使ってマイニングを行うため、設備投資が不要です。高額な高性能なコンピューターを用意する必要がなく、マイニング機を設置する場所も不要なので、低資金でもマイニングを始められます。

仮想通貨によってマイニングの方法や採掘難易度が異なるため、仮想通貨に合わせてコンピューターを用意しなければなりません。高額なコンピューターを用意しても採算がとれず赤字になることもあるので、クラウドマイニングを利用した方がリスクは少なくて済むでしょう。

仮想通貨が注目される前は低スペックのコンピューターでもマイニングができましたが、マイナー(採掘者)が増えたことで採掘難易度が上がり、高性能なコンピューターがないとマイニングで利益を得るのは難しくなっています。

現状では、採掘難易度が高い仮想通貨のマイニングに個人で参入するのはリスクが高いです。

たとえば、ビットコインのマイニングは通常のCPUやGPUでは電気代すら回収できないとされており、特定用途向け集積回路であるASICやFPGAを束ねた専用機も投入されています。

多額の設備投資をしているマイニング団体に個人が挑むのは、無謀といえるでしょう。

そうしたリスクをとるより、クラウドマイニングで低資金投資をするほうが安全です。クラウドマイニングもリスクがないわけではありませんが、個人がマイニングを始めるなら手頃なサービスといえます。

電気代がかからない

マイニングのために高性能コンピューターをフル稼働させておくと、多額の電気代がかかります。特に日本は世界と比べると電気代が高いといわれているので、マイニングをするなら電気代すら回収できないという事態も想定しておかなければなりません。

その点、クラウドマイニングは料金に電気代が含まれているため、電気代の心配は不要です。高額な電気代を負担しなくていいので、リスクを抑えられます。海外は日本と比べて電気代が安いため、業者は電気代を負担しても利益が得られるのです。

「マイニングを始めたいけれど、どれくらい電気代がかかるか不安…」と感じている方は多いことでしょう。電気代が不要であるのはクラウドマイニングの大きなメリットで、電気代を気にせずマイニングに参加できるという安心感があります。

マイニングの知識が不要

クラウドマイニングは業者が代わりに採掘をしてくれるので、マイニングの知識がなくても始められます。マイニングの知識があるほうが望ましいですが、なくても大丈夫です。

マイニングにはコンピューターの専門知識が必要となるので、初心者にはハードルが高く感じるかと思います。高性能なコンピューターを購入してもマイニングに活用できないともったいないですよね。

その点、クラウドマイニングでは業者が用意したマイニング機を使いますし、勝手にマイニングをしてくれるのでコンピューターに疎くても心配ありません。投資をするだけなので、マイニングやコンピューターの知識がなくても気軽に参加できます。

クラウドマイニングのデメリット

投資額を回収できる保証はない

クラウドマイニングに投資したからといって、必ず投資額を回収できるという保証はありません。利益率が低いと回収までに時間がかかりますし、仮想通貨の価値が下がって回収額が低くなる可能性もあります。

採掘難易度が上昇している現在、契約を放置しておいてもいつか回収できると考えるのは危険です。クラウドマイニングが料金を改定することもあるので、投資額に見合った回収ができているかしっかりチェックしておきましょう。

サービス終了になるリスク

マイニングの報酬は新規発行される仮想通貨ですが、採掘に成功しなければ利益になりません。クラウドマイニング業者も利益がないと運営を持続できないので、採掘難易度が上がって回収が難しくなるとサービスが終了になる可能性があります。

これから採掘難易度がさらに上がれば、サービスを終了したり倒産したりする会社も増えてくることでしょう。マイニング競争が激化するほどそのリスクも高まるので、クラウドマイニングと契約する前にしっかり検討してください。

また、「Hashflare」のように無期限のマイニングから1年契約に変更するなど、突然として条件が改定される場合もあります。マイナーの増加に伴って採掘難易度が高くなったため、クラウドマイニングも収益を確保するのが容易ではなくなってきているのでしょう。

詐欺マイニングの可能性

クラウドマイニングの中には詐欺業者も存在します。契約料金だけとって倒産して逃げる、という悪質な業者もいるので気をつけてください。

詐欺のつもりがなくても、運営がいい加減で倒産してしまう可能性もあります。そうした業者に引っかからないようにするにために、契約前によく調査しておきましょう。

クラウドマイニングは海外の業者が多いので詳しく調べるのは難しいかもしれませんが、「やたら高配当である」「利益率が良すぎる」「高額な利益保証が付いている」といった業者には注意してください。採掘難易度が上がってクラウドマイニング業者も苦戦している現状、高額な配当を得るのは難しくなっています。

また、仮想通貨の価値は大きく変動しているので、高額な利益保証なんてできないはずです。他の投資と同じように、クラウドマイニングもおいしい話には裏があると思っておいたほうがよいでしょう。

信用できる運用元かよく調べてから始めよう

現在、マイニングの採掘難易度が上がっているため、楽に稼げるものではなくなっています。甘い話で誘惑する詐欺業者も存在するので、十分に注意してください。聞いたことのない仮想通貨を扱っていて、しかも高配当をうたっている業者は警戒したほうがよいでしょう。

詐欺にひっかからないようにするには、運用元をよく調べる必要があります。海外のクラウドマイニングなら、やはり「Genesis Mining」や「Hashflare」が人気です。「Hashflare」のような大手のクラウドマイニングでも条件が改定される恐れがあるので、業者選びは慎重に行いましょう。

海外のクラウドマイニングを利用するのが不安なら、信頼できる日本のクラウドマイニング業者が登場するまで待った方がよいかもしれません。

おわりに

クラウドマイニングの歴史はまだ浅く、黎明期といえる状態です。日本でもGMOやDMMがクラウドマイニングの参入を表明していますが、現状では海外の業者が主流となっています。

クラウドマイニングは設備投資や電気代がかからないというメリットがある一方で、詐欺業者も存在するので注意が必要です。仮想通貨の価値は大きく変動するので、投資額もよく考えてくださいね。

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